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部屋作りは素材で決まる!おしゃれDIY女子が選ぶ材料ショップとは

  • 2020.3.30
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「Material Market(マテリアルマーケット)」は、福岡県にある廃材のセレクトショップ。家具作りなどから出た木材の端材をはじめ、紙やレザーといったさまざまな素材のアイテムを揃えています。マグネットや押しピンにリメイクしたり、端材を組み合わせてインテリアを作ったりと、使い方はあなた次第。

価値ある廃材を次の使い手に繋ぐセレクトショップ

ものづくりの現場から出た廃材や端材、デッドストック品を取り扱うセレクトショップ「Material Market(マテリアルマーケット)」。福岡県を拠点に、本来であれば廃棄される運命にある素材の中から価値あるものを選び、次の使い手に繋ぐ取り組みを行っています。

形や材質がさまざまな端材の魅力を伝えています

このセレクトショップを始めるきっかけとなったのが、家具工場から出る木の端材。家具の製作行程で生まれる端材は、作られるアイテムの種類やトレンドによって形・材質がさまざま。Material Marketは、そんなサイズも色も不揃いで個性豊かな端材の価値を提案しようとスタートしました。

小さな木材はマグネットなどにリメイクするのがおすすめ

このように小さな木材は、瓶などに入れてインテリアとして置いておくだけでも可愛いですが、裏面に接着剤でマグネットを装着して使うこともできます。マグネットのほか、画鋲をつけて押しピンとして使用するのもおすすめ。そのままの色や風合いを楽しむのはもちろん、表面をヤスリで削ってオイルで磨いたり、お好きな塗料でペイントしてみるのもいいですね。

端材を組み合わせて素敵なインテリアも作れます

こちらは、木材にある「節」を埋めるために使われるヒノキコマ。その中でも、赤みが強かったりヤニがついていたりで規格外になったものたちです。こちらもたくさん集めて飾っておくだけで、ヒノキの香りが漂う素敵なインテリアに。そのほか、輪状の廃材の中に木工ボンドでバランス良く接着していくと、オリジナリティあふれるリースが完成。このように、材料を組み合わせて何を作ろうかと考える時間もわくわくします。

あなた次第で使い道が広がるアイテムが盛りだくさん

Material Marketでは、木材のほかにも色々な素材を取り揃えています。例えば左は、ソファベッドの芯材として使われるチップウレタンの端材。チップウレタンとは粉砕したウレタンに接着剤を混ぜ、熱圧縮して押し固めたもの。さまざまな色の混ざり合いがアーティスティックです。右は、おみくじの印刷工程で出た端材。なんとも縁起が良いこの素材も色合いがカラフルで、アイデア次第であらゆる使い方ができそうですね。

ものづくりを裏で支えた道具にも新しい命を

こちらは、陶磁器を窯で焼く際に使用する「ハマ」という道具。焼き物の歪みを防ぐために下に敷くものです。器を焼き終えると同時に役目を終え、産業廃棄物になってしまうのだそう。裏で焼き物づくりを支えているこのプレート状のアイテムは、あたたかみのあるホワイトカラー。お気に入りのアクセサリーや鍵などの置き場にしたり、小さなドライフラワーを飾ったりと、あなたの暮らしをそっと彩ってくれることでしょう。素焼き状態のため、オイルをつけてディフューザーとして使用することも可能です。

廃材との唯一無二の出合いを楽しんで

お店を運営しているのは、福岡在住の建築家やデザイナー、家具職人など、ものづくりを生業としている方々。Material Marketは、ものを生み出す現場に近い仕事をしているメンバーだからこそスタートしたお店です。百貨店などでの催事にて商品を並べることもあるそうなので、気になる方はHPやSNSをチェックしていてくださいね。わたしたちの目に触れることなく捨てられてしまうはずだった廃材たちとの唯一無二の出合いが、あなたを待っているかもしれません。

writer / ひの photo / Material Market

取材協力

Material Market(マテリアルマーケット)

福岡県福岡市西区大字西浦1078-41
営業時間:毎週土曜10:00~17:00
https://www.material-market.com

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