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タンディ・ニュートン、16歳で経験した性的虐待を告白。

  • 2020.3.24
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Photo_ Jon Kopaloff/FilmMagic
Thandie Newton attends the Premiere of HBO's "Westworld" Season 3 at TCL Chinese Theatre on March 05, 2020 in Hollywood, California.Photo: Jon Kopaloff/FilmMagic

ドラマ「ウエストワールド」の新シリーズが話題のタンディ・ニュートンが、16歳で経験した性的虐待について明かした。1990年の『ニコール・キッドマンの恋愛天国』の撮影を振り返り、「サンデー・タイムズ」紙でこう語っている。「私の父が飛行機で帰った夜にそれは起こったの。私は16歳で処女だった。何週間も心理的に警戒心を取り除くべく近づかれていたから、私は抵抗しなかった。恐怖で身体が動かなかったの。あれは性的虐待だった」

それだけでなく、ほかにも酷い出来事があったことを激白。「2度目のオーディションに呼ばれた時だった。監督から脚を広げて座るように言われたの。カメラはスカートの中が見えるように設置されていた。そして脚をひじ掛けに置くように言われ、私が話をするキャラクターのことを想像し、その人とセックスするのはどんな気分か考えるように言われたの。彼は監督だった。私はとても若かったから、それが普通なんだと思ったの」

タンディは、元大物映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが第3級レイプと第1級性暴力の罪で禁錮23年の量刑を言い渡され、服役中であることを嬉しく思うと同時に、セクハラはハリウッド全体の問題だと指摘する。

「彼はたった1人にしか過ぎない。この業界は若物を食い物にしている。あちこちでそれを見てきたわ。今悲しく思っているのは、私の身の上に起こった性的虐待自体ではなく、私の言うことに耳を貸さず、私を守る勇気がなかった人々のことなの。それらの人々に責任がある。ワインスタインの周りの人々、レイプ文化、沈黙させる風潮、それが一度は私を破壊したし、また今私を奮い立たせるものでもあるわ」

Text: Bangshowbiz

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