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子育て中は病院に行きにくい… そんな体調不良の母を本格的に看病する2歳の娘【3姉妹DAYS Vol.9】

  • 2020.3.19
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こんにちは! あん子です。

風邪をひいたから病院に行きたいと思っても、幼い子どもがいるとなかなか病院には行きにくいものです。子連れで病院へ行くと、子どもが風邪をもらってしまうのではないか、と心配になります。

そんな中、私が風邪をひいてしまいました。我が家は夫は多忙、両親は遠方で頼れない状況です。一人で病院に行くにも行けません。

まだ2歳の娘は、母親のそばから離れません。

■2歳の娘の看病が本格的?!



本当は布団でゆっくり寝ていたいけど、私が寝ると「起きて、起きて」と娘が叩き起こすんです…(泣)

娘の顔をみると寂しそうな顔をしてるんですよね。昼間、遊び相手が私しかいないもんな…。体調が悪いからといって子どもの世話をストップするわけにはいきませんよね。

仕方ない! このまま、家で大人しくしてなんとか回復するのを待とう! と決意。しかしなんだかフラフラするし頭がズキンズキンと脈打つような痛みがする。


「うぅ、頭痛い」と呟いたら、

2歳の娘が…



「大丈夫?」
と小さい手で私の頭をヨシヨシしてくれました。

あぁ、なんて優しいんだろう。この子は天使なのかな(親バカ)。
子どもからヨシヨシされたら嬉しいものですね。


すると突然、

「ないしんき!」

と言い出し、何やら探し始めました。


そして「あっ!」と何か思い出したようで、



毎日のように家の中でも背負っている、娘のお気に入りのリュックをがさごそ探し出しました。

「あったよ!」と私におもちゃの聴診器を見せる娘。

何するのかなと思っていたら、私の頭におもちゃの聴診器をあてて



と聞いてくる娘。

「大丈夫だよ。ありがとう。」と言うと、今度はおもちゃの注射器で…



「注射するね。痛くない?」と言いながら頭に注射をする娘。

頭に注射をぶっ刺されるシーンなんて漫画や映画でしか見ないシュールな光景ですが、2歳の娘はいたって真剣です。

注射を打てばすぐに痛みが取れると信じて疑わない様子。娘なりに治ってほしいと一生懸命看病してくれました。

ほんの2年前まで喋ることもできない赤ちゃんだったのに…、今はつたないけれど一生懸命話す小さなお医者さんとしてそばにいてくれる。

娘の行動を通して、これまで気づかなかった小さな幸せと癒しを与えてもらいました。娘の優しさが嬉しくて、少しだけ痛みも和らいだような気がします。


そして、診察と注射を終えたあと…、




「保険証ちょうだい」とおもちゃの保険証を要求。

リアリティある設定に「2歳児でもそんな細かい設定するんだ…」と少し感心しました。

病院でのやりとりをよく見てるんでしょうね。娘が持っているおもちゃの保険証を受け取り、また娘に再度差し出して、娘の看病は終わりました。

■家庭内感染をなんとか回避!
解熱剤を飲んで薬が効いているうちに必要最低限の家事だけ行い、リビングで休みながら子どもと過ごし、食事などは手抜きでどうにか乗り越えました。

本当は子どもたちにうつらないように、部屋を別々にして過ごすのが一番良いのですが、そんなわけにもいかなかった我が家。

「どうか娘たちにうつりませんように…!」と願いながら、四六時中マスクをはめ、手洗いをこまめにし、ちょくちょく換気し、加湿器で部屋の湿度を保つようにしていました。

それが功を奏したのかは分かりませんが、私の風邪は家族にうつることなく無事完治!

なんとか乗り切りましたが、頼める人がいる状態ならできるだけ無理せず人に頼ることも大切だなと思った出来事でした。

3月になりましたがまだまだ気温の寒暖差があります。みなさんもくれぐれもご自愛くださいませ。

(あん子)

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