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むくみ足は放置するとボコボコに!? 「下肢動脈瘤になりやすい人」の生活パターン4つ

  • 2015.4.14
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立ちっぱなしだったり、オフィスワークの人でも営業や広報など高さのあるヒールを日常履いている職種の人に、足のむくみや日常的な足のだるさを訴える人は多いですよね。

それって、単なるむくみではなく、女性に多い“下肢静脈瘤”という病気である可能性もあるんです。そこで今回は、やりがちだけど”下肢静脈瘤になりやすい”生活特徴と予防法をご紹介します。

 

足にコブ!? 「下肢静脈瘤」とは

文字通り、足の静脈に瘤(コブ)が出来る病気です。

30代~60代の女性に多く、女性の罹患者数は男性の2~3倍とも言われます。軽症であればふくらはぎ部分に蜘蛛の巣状に細い血管が見える程度ですが、ひどくなると太い静脈に瘤ができ足がデコボコになってしまいます。

 

原因は?

原因の1つとして挙げられているのが女性ホルモン。そして、筋肉量が少ないという女性の特徴も要因とされています。第二の心臓とも呼ばれるふくらはぎの筋力が男性と比べると圧倒的に弱く、足の静脈の中の血液が心臓にスムーズに戻らず、うっ血し、血栓となってコブが出来てしまうのです。

 

治療は弾性ストッキングやハイソックスのみも多い

重症化すれば痛みが出たり、皮膚に潰瘍ができたりすることもあるので、その場合は治療が必要になってきますが、そうでない場合は弾性ストッキングや弾性ハイソックスなどで進行を抑えるだけになる事が多いようです。

 

下肢静脈瘤になりやすい生活パターン4つ

生活に支障が出る事が少ない疾患ではありますが、女性にとっては大いにストレスとなる疾患です。未然に予防したり重症化を防ぐには毎日のセルフケアがとっても大事です。

(1)座りっぱなし、立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢

そうは言っても仕事で立ちっぱなしの場合はどうすれば?と思われるでしょうが、立ちっぱなしの仕事中でも片足をあげてつま先を上下に動かせばふくらはぎの筋肉は動きますし、座りっぱなしであればデスクの下で膝を伸ばし足を真っ直ぐな状態にしてつま先の上下運動をすることも出来るでしょう。

(2)ガードルを愛用

ぽっこりお腹や張り出した太ももを少しでもカバーしようときつめのガードルを選んでしまうのは実はNG。

太ももや股関節周囲の締め付けが強いと下肢から心臓へ戻る血液がそこでうっ滞してしまうことがあります。ただし、太ももや股関節周囲の締め付けがゆるめで、足首からの弾性ストッキングやハイソックスであれば予防効果が期待できます。

(3)通勤と仕事は同じ靴

接客などで、どうしてもつま先の細い靴を履かなければならないけれど、ウォーキングやジョギングをする時間もないという人はせめて通勤時だけでも足の指がしっかり伸びるスニーカーなどを履いて、かかとからしっかり着地して足指で地面を蹴りだす歩き方をするだけでも違ってきますよ。

(4)お風呂上りは即就寝

お風呂上り、眠いところかもしれませんが、ふくらはぎマッサージを習慣化しましょう。下から上へマッサージすることで、下肢静脈瘤の予防だけでなくむくみが取れてすっきりした足に。

 

女性の5人に3人は、診察を受けていないだけで下肢動脈瘤の可能性があるという説も。日常のちょっとしたケアでフットワーク軽い毎日を。

(トータルヘルスナビゲーター:SAYURI)

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