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アドラー心理学で解決! 罵声を発する上司の“感情”を逆手に取るコツ

  • 2015.4.14
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【男性からのご相談】

社会人になって2年目です。40代後半・直属の上司がいつも朝から怒ってばかりいます。午後には罵声が職場のフロア全体に響くこともしばしばです。 数字に追われている営業なのでピリピリしているのは分かりますが、最近上司の人間性が許せなくなってきてしまう自分がいます。おこがましいかもしれませんが、私の方が冷静だと周りからも思われています。最近この上司と仕事をすることにストレスが増え始めてきてしまいました。このような罵声をあたりちらす上司をうまくかわす方法はありますか?

●A. その感情をうまく使ってみましょう。

ご相談ありがとうございます。藤じゅんです。

お気持ちをお聞かせ頂きありがとうございました。毎日のお仕事お疲れ様です。数字のノルマを抱え、達成するまでは気持ちが落ち着かない状況なのでしょうね……。

感情をコントロールしてみましょう。マイナスのこともプラスに活かせるようになれば、ご相談者さまも前向きにお仕事に取り組めるのではないでしょうか。

●感情に“支配”されるのではなく“利用”すればよい

表題のフレーズはオーストリア出身の心理学者アルフレッド・アドラーの教えです。ご相談者様の上司にあたる方の性格もあるとは思いますが、怒りの感情を職場でむき出しにする人は自分自身の仕事が原因だけではないようです。例えば、仕事以外の場で自分の感情を押し殺し我慢しているとか、家庭内で心の拠り所や置き場がないことも考えられるかもしれません……。

しかし、毎日上司の方の罵声を朝一から耳にしなければならないことは、ストレスがたまりますよね。心理学者のアドラーによると、感情は主に2つの目的で使用されると教えてくれています。

・1つは相手を操作し、支配するため

・2つ目は自分自身を突き動かすため

ご相談者さまは恐らく上司の罵声から、1つ目のことを強く感じ取られているのでしょう。そうであれば、今日からは2つ目の視点でとらえ、それをどう利用するかを考えるようにしてみてはいかがでしょうか……?

●上司の罵声の内容によって一日の中での自分の取るべき態度や行動に反映させる

仕事場における上司の方の怒りの罵声には、上司自身への喝の意味合いも含まれていると思うようにして、必要に応じてご相談者さまが仕事の目的に向かって一歩踏み出す、または退くきっかけが見つかるかもしれないと捉えてみましょう。

アドラーはまた、以下の心理を教えてくれています。

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『もしも、貴方の周囲に感情的な人、すなわち感情を頻繁に利用する人がいるとしたら、子ども時代の成功パターンを繰り返し利用しているのかもしれません。怒りで周囲を動かそう。涙で相手を思い通りに動かそう。そうしているのです。しかし、感情だけが物事を達成する唯一の方法ではありません。にもかかわらず、大人になってからも感情表現で人を動かそうとする人は、内面的に幼稚なままだ、といえるでしょう』

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いかがでしたでしょうか。ご相談者さまのストレス緩和のお役にたてるとうれしいです。

明日からもお仕事に精を出されて下さいね。

●ライター/藤じゅん(カウンセラー)

二男二女(双子)の母。海外で出産した下3人は年子で双子。バリバリのキャリアウーマンに目指すはずだったが、結婚・出産・夫のニューヨーク転勤に伴い子育て中心の海外生活(6年間)を経て帰国。仕事から離れ、子育てを充実させようと奮闘する中で、ママ達のストレスを目の当たりにし、末子である双子の卒園を機にカウンセラーの資格を取得。以降、「ママの心の健康が大切」「ママが楽しければ子どもは幸せ」「夫婦は家族の原点」「夫との会話のススメ」「子どもが不登校になったら……」「子どもが反抗期の時は……」等、ママとなった女性の心のケア、結婚前の女性の相談に力を入れている。しかしながら、近頃は男性からの相談を通して「男性側の視点」も大切にし、どんなに小さい問題点も疎かにせず、専門分野外の「対人関係の悩み」に老若男女問わず、幅広く対応している。療法や定義に捕らわれず、日常生活の中から悩みを緩和させ、元気に明るく生きていけるようなアドバイスできる「家庭的で、身近なカウンセラー」を目標に日々精進中。