メーガン妃へのハグで!? 高校生がヘンリー王子に謝罪

3月6日（現地時間）、メーガン妃が3月8日の国際女性デーに先立ち、ロンドン東部ダゲナムにある高校をサプライズ訪問。ダゲナムは自動車会社フォード・モーターの工場勤務の女性たちが、1968年に男女同一賃金を求めてストライキを起こした場所。このストライキがきっかけで、2年後の1970年にイギリスで男女同一賃金法が制定されたんだそう。

メーガン妃は高校生へのスピーチの途中「3月8日の大切さを語れる男性」を募集。そこで名乗り出たのがエイケル・オコエくん（16歳）。

エイケルくんはステージに上がって、メーガン妃に挨拶した後、同級生たちに「メーガン妃は本当に美しいですよね？」と語りかけ、スピーチを始めた。会場は学生たちの歓喜の声で包まれ、メーガン妃は「すごい勇気」と笑顔で彼を称賛。スピーチが終わった後、メーガン妃からエイケルくんへハグしたのだけれど、このハグが大きな話題に…！

実はロイヤルファミリーは威厳を保つため、王室メンバー以外の人に触れてはいけないというのがルール。

その後、エイケルくんからヘンリー王子へ謝罪の手書きの手紙があったことを『The Sun』が報道。手紙にはこう綴ったそう。

「僕がメーガン妃を抱きしめてしまったことを気にしていないと願っています。彼女が僕の学校に来てくれたことが嬉しくて、胸がいっぱいでした」「妃のスピーチを聞くことができて、妃の前で話すことができて嬉しかった。彼女は本当に素晴らしい人です」

この瞬間について3月9日（現地時間）テレビ番組『Good Morning Britain』もエイケルくんを招いて報道。この手紙について、エイケルはヘンリー王子の誤解を避けるために書いたとを告白した。

「僕が写っているInstagramの投稿に『6ヶ月後に彼（エイケルくん）が死んだら誰のせいかわかるね』ってコメントがあったんだ。だから自分を擁護しないととすぐに思って…」と明かし、またハグについては「あの時間は人生で大切な瞬間の一つになった」と話した。

メーガン妃は高校生たちに、権利向上のため戦うことの大切さをスピーチ。さらに男子高校生には、母親や姉妹、恋人、友人など身近な女性を尊重、感謝して、世の中の男性たちのお手本になってほしいとのメッセージを送った。そして女性たちが尊重され、安心できる社会を目指し、毎日が国際女性デーと思えるように一致団結しようと語った。

3月9日（現地時間）に最後の公務を終えて、3月31日をもって王室を離脱するメーガン妃。今回のスピーチや学校訪問は多くの人をエンパワメントしたはず！