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春の紫外線の量は真夏とほぼ同じ! 失敗しない日焼け止めの選び方はコレ

  • 2015.4.14
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気候が暖かくなってくると、気になるのが紫外線。「まだ日差しもそんなにキツくないから大丈夫」と油断していると、後々大変なことになるかも。

春の日差しはやわらかですが、実は夏とあまり変わらない量の紫外線が降り注いでいます。特に曇りでも要注意なUVAは今の時期から急激に増え、真夏とほぼ同等に。後になって慌てないためにも、春の紫外線対策は万全にしておきましょう。

■春の日焼け止めは保湿重視

寒く乾燥した冬を越した肌は、バリア機能が弱まりダメージを受けやすくなっています。さらに春は、気候の変化などで肌が不安定になりやすい時期。日焼け止めは、そんな肌をうるおしてくれる保湿力の高いものを選びましょう。

おすすめは、コラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれているもの。また、デリケートな春の肌に刺激の強い日焼け止めは禁物です。「ノンケミカル」「ケミカルフリー」などと表示がある、紫外線吸収剤を使用していないものを選ぶとよいでしょう。

■SPF・PA値は低めでOK

日焼け止めを選ぶ大きな基準になるのが、SPF値やPA値。しっかり紫外線を防ぎたいと考えて、つい数値の大きいものを選びがちです。

でも、長時間炎天下にいるわけでもない今の時期は、SPF20、PA++くらいでもじゅうぶんです。SPF値やPA値の高い日焼け止めは、紫外線防止効果が高い分、肌への負担も大きくなります。いつも数値の高いものを使っていると、それが逆にダメージとなり、肌の老化を進めてしまうこともあるので注意しましょう。

また、夏に人気のウォータープルーフタイプも、海やプールに入ることのない今の時期はまだ必要ありません。落ちにくい日焼け止めは、その分肌の乾燥も進みやすくなります。春の日焼け止めは、普段使っているクレンジングで落とせるものを。しっかり落とさないまま日焼け止めが肌に残ってしまうと、シミやシワの原因になることもあります。

■日焼け止めはファンデーションと同ラインで

顔に日焼け止めを塗るとメイクのノリが悪くなる…という場合は、ファンデーションと同じメーカーのものを選んでみては。それぞれのメーカーでは、日焼け止めやファンデーションなどがライン使いでピッタリ合うように作られています。

もちろん、特に問題がなければ別メーカーのものを使って構わないのですが、テカリや乾燥などメイク時の悩みがある場合は、日焼け止めとファンデーションを同ラインで揃えてみるとよいかもしれません。

■ここが盲点! 塗り忘れに注意したい箇所

顔にはしっかり日焼け止めを塗るけれども、ほかの部分はそのまま…という人、意外と多いのでは? 紫外線は、空から降り注ぐだけでなく、地面にも反射しています。日焼け止めは顎の下や耳の後ろにも忘れずに塗り、“下からの紫外線”に備えましょう。

また、足元がブーツからパンプスやサンダルになる今の季節、露出する足の甲や足首にも、きちんと日焼け止めを塗ってくださいね。

(加藤 朋実)

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