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ユーザー車検で節約可!? 自動車の維持費を安く抑えるアイデア2つ

  • 2015.4.13
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【ママからのご相談】

実は車の維持費が結構わが家の負担になっています。平日あまり車に乗らないので売却を考えたのですが、主人がどうしても売りたくないと言います。 2か月後には車検が控えているのでまた出費です。家計はあまり楽ではなく、来年からは子どもが幼稚園に入るためもっとお金が必要になります。家計簿をつけながら無駄遣いしないよう努力しているのですが、貯金ができるようになるにはどうしたらいいでしょうか。

●A. 自動車関連費の削減方法が2つあります。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの小澤美奈子です。ご相談いただきありがとうございます。

今回のご相談者は家計簿をきっちりつけていて、やりくり上手な方のようですね。

普段家計を頑張っていても食費などはあまり切り詰めると健康を害する恐れがありますし、子どもの教育費はなるべくかけてあげたいのが親心ですよね。

それでも他に見直しができそうなこととして、この際大きな削減へつながりやすい自動車関連費について2つご提案をしたいと思います。

●自動車を手放してみる

長年自動車を所有していると、車がある生活が当たり前になり、手放すという選択を持ちにくいものです。でも、ふと冷静に考えてみてください。自動車は保有しているだけで、税金の支払い、車検、ガソリン代、保険料など、大きな出費につながります。

平日にどの位乗っているのでしょうか。もし土日にしか乗っていないようならレンタカーやカーシェアリングの活用を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。

カーシェアリングの場合、登録料約1,500円と月額基本料金約1,000円を払うと、乗った分だけ支払うシステムになっているため、検討してみる価値はあります(料金は会社によって異なります)。

●ユーザー車検で大きく節約!

それでもどうしても車を持ちたいという方に車検費用の節約についてご紹介したいと思います。

車検費用は大きな支出項目の1つで、10~15万円位は必要になるものですが(車によって異なります)、その車検を自分でやってみるという“ユーザー車検”を考えてみたことはありますか?

自家用乗用車の場合、車検の有効期間は新車の場合3年間、その後は2年おきに必要になります。当たり前に業者さんに出しているその車検を自分でしてみると約5万円以上もの節約につながる場合があるのをご存じでしょうか。

車検は検査料や税金など絶対必要な法定費用約6万円(車によって異なります)の他に、ディーラーなどの業者に出すことで発生する車検代行手数料や整備料等約5~6万円が発生するため、どうしても高くなりがちですが、自分で車検をすると業者さんへ払う分がなくなります。

「でも、ユーザー車検って素人ではできないのでは?」と心配になりますよね。そのようなときはユーザー車検をお手伝いしてくれる車検代行業者を探し依頼すると、手数料約数千円から1万円前後で受けてくれるため、ディーラーに依頼するよりは安く行うことができます(別途法定費用は必要になります。また、車種やお車の状態によって料金が異なるため、事前に確認してください)。

大きな削減へつながりますので、ぜひ試してみる価値ありです。

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いかがでしたでしょうか。

自動車に関する思い切ったご提案をさせていただきましたが、どちらの場合も車が好きなご主人とよく話し合いをしてから決めることをおススメしたいと思います。

【参考リンク】

・自動車検査・登録ガイド | 国土交通省

●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)

モットーは「人生、いつでも始めどき」。いくつになっても、チャレンジすること、ワクワクすることを続けていきたいママライター。約16年損害保険会社勤めをしながら、育児の合間にファイナンシャルプランナー資格を取得。医療事務、損害保険、証券外務員資格なども保有。現在はファイナンシャルプランナーとして、ライター・講座・相談業務等で活動中。趣味はバレエ・ヨガ、自然派志向の食生活を愛し、気軽に取り入れることができる「健康・美容・食事法」を実践。女性向け講座などでも披露する。

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