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意外にも効果あり?!ストレスをなくさせるピアノクラシックの名曲3選

  • 2020.3.4

ストレスが溜まった時には、運動したり好きな音楽を聴いたりするなど様々な解消法があります。ストレス解消法として有効とされるクラシック音楽の中で、ピアノ曲を3曲紹介しましょう。

不安を和らげるモーツァルトのピアノ協奏曲

やわらかなバイオリンの音色から静かに始まる「ピアノ協奏曲23番イ長調ケッフェル488番」

第1楽章は、その後クラリネットやフルートの吹奏楽器が静かに続いて次第に盛り上げていきます、一段落したところで、おもむろにピアノの演奏が始まり、伴奏のオーケストラが奏でる音に乗せてピアノが主旋律をリードしていくのです。この軽妙な展開へ知らず知らずのうちにリスナーは引き込まれていくでしょう。軽快なピアノ演奏の流れが、聴く者の心を軽くしてくれます。モーツァルトが誘う非日常的な世界に浸って日頃のストレスを忘れてしまうかもしれません。

第2楽章は、静かなピアノ独奏から始まり、寂しさや孤独を感じさせる音調となります。重い曲調は徐々に希望を感じさせる明るい雰囲気に転じていきます。第2楽章を聴いていれば、次第にリスナーは悲しみや重苦しさから解放されるでしょう。第3楽章はリズミカルなテンポで、心踊らせるような展開となります。ピアノ演奏も活発な指使いを必要とするようになり、聴く者の気持ちが高揚していくのです。胸がときめくような曲調は、リスナーの勇気を奮い起こし生きる活力を与えてくれるでしょう。

心が落ち着くショパンの別れの曲

テレビドラマの「101回目のプロポーズ」で武田鉄矢が弾いたことでも知られているショパンの別れの曲は、しみじみとした音調で別れの寂しさを表現していると言えます。しかし、ストレスを静める上でも大変効果的だと言えるでしょう。

ゆっくりとしたテンポで落ち着いた曲調が、聴く者の心を癒やしてくれます。スピーディな指使いをする場面はないのですが、実際に弾いてみると意外に難しい曲だと言われています。

ベートーベンのピアノソナタ8番「悲愴」第2楽章

この曲は、緊張でこわばった心を和らげてくれるような比較的低音のゆったりとした音調で始まります。その曲調は、聴く者の悩みを共感しながら励ます効果をもたらすように、音の高低を使い分けていると言われています。短い曲ですが、様々な変化を取り入れつつリフレインに戻って次第にテンポを落とし、穏やかな気持ちで聴き終えることができるでしょう。

ストレスにピアノクラシックを試してみよう

ストレス発散のために激しいロックを聴くのも良いですが、荒ぶる心を落ち着けて安らぎを求めている時は、ピアノクラシックがおすすめです。ピアノの音は、弱った心を癒やして生命力を回復する心理的効果が期待できます。抑揚のあるモーツァルトや安定感のあるショパンなど、好みに合わせた曲を選びましょう。

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