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レディー・ガガ、新アルバム『クロマティカ』の発売日が発表!タイトルの意味は?

  • 2020.3.3
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レディー・ガガがキャリア通算6枚目となるニューアルバムのタイトル&リリース日を発表。タイトルの『クロマティカ(Chromatica)』ってどういう意味? (フロントロウ編集部)

6作目アルバムのタイトル&リリース日が発表

シンガーのレディー・ガガが前作『ジョアン(Joan)』以来、約3年半ぶりにリリースするニューアルバムのタイトルが『クロマティカ(Chromatica)』であることを発表。

ガガの公式インスタグラムに投稿された『クロマティカ』を象徴するイメージ。正式なアルバムカバーは今後追って発表される。

さらに、4月10日にリリースされることをApple Musicのインタビューで明らかにした。

同作のタイトルに関しては、第1弾先行シングルとしてリリースされた新曲「ストゥーピッド・ラブ(Stupid Love)」のMVの冒頭に「世界は争いで腐っている。様々な部族が支配の為に戦っている。スピリチュアルな部族が平和を思い祈る中、親切なパンク族は、“クロマティカ”の為に戦う…」という不思議なメッセージが表示されたことや、楽曲のPR用ポスターに「Chromatica」と判読できる文字が含まれていたことから、ファンたちの間で「6作目のアルバムのタイトルは『Chromatica(クロマティカ)』で間違いないのではないか?」と予測が飛び交っていた。

「クロマティカ」の意味って?

日本語に訳すと「色彩の」、「半音階の」という意味にくわえて「染色性の」という意味を持つ「chromatic」という形容詞をもとにした「Chromatica(クロマティカ)」は、“色彩”と“音色”の両方にまつわる造語。

ガガはApple Musicの司会を務めるゼイン・ロウとの対談の中で、その意味について、独自の解説をしている。

「『クロマティカ』のシンボルには音を表す数学記号である正弦波が含まれる。正弦波は全ての音の源でもある。私にとっては、音というものは、人生の局面において自分を癒してくれた存在。私は、このアルバムを作ることによっても癒された。クロマティカというのは、そういうこと。それは癒しであり、勇敢さであり、愛を語るうえでも重要なもの。誰かを愛するにはかなりの勇敢さを必要とするものだから」

アルバムのプロデューサーを務めたエレクトロ・ポップを得意とする売れっ子プロデューサーのブラッド・ポップ(BloodPop)との会話の中で、このタイトルを思いついたというガガは、さらにこんな風にも語っている。

「クロマティックとは心の状態を表すもの。私の気持ちの在り方を表現する。これまで私が発表してきたアルバムについても、すべてある意味“クロマティカ”に当てはまる。具体的にも抽象的にも、これが私の表現の仕方。音楽を作り、世界に発信していくという私の人生観においてのね」

レコーディングスタジオにてブラッド・ポップ(ピンク色の髪)と。奥にいるのは、音楽プロデューサーのベン・ライス。ブラッド・ポップはガガの前アルバム『ジョアン』にもプロデューサーとして携わった。

哲学的でアーティスティックな表現が多く、少し分かりにくくはあるものの、ガガにとっては“色彩”と“音色”の間には深い繋がりがあり、ニューアルバムはそんなガガの世界観を存分に表現した作品となるよう。ガガはさらに、『クロマティカ』について、「私にできる世界への最大の贈り物」だとも語っている。

2019年には、性別や世代の枠を超えて、自由に美しさや強さを追求するコスメブランド「Haus
Laboratories(ハウス・ラボラトリーズ)」を立ち上げたガガ。

ビューティー・インフルエンサーのニッキー・チュートリアルズ(Nikki Tutorials)とのコラボで12月に公開した、同ブランドのコスメを使ったチュートリアル動画には、ガガが「私の音楽はとてもカラフル」と語る場面が収録されており、今となっては、この時、ガガは、アルバム『クロマティカ』にまつわるちょっとしたヒントを出していたのではないかとファンたちがハッとしている。

色彩にもまつわる作品となるだけに、コスメブランドとの連携の可能性もウワサされているが、果たして? アルバム『クロマティカ』は、Apple Musicにてプレオーダーがすでに開始している。(フロントロウ編集部)

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