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太らないために! 寝る前に食べるのを控えるべき「5つの食品」

  • 2020.2.28
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赤ワインも、睡眠の1時間前までに。

1. ダークチョコレート

甘いものが食べたい欲求をヘルシーに満たしてくれそうなダークチョコレートだけど、寝る前だけは避けておきたいところ。なぜなら、カフェイン、テオブロミン(これも刺激物)に加え、砂糖が含まれているから。

最初の2つの成分は、眠りにつくのを邪魔し、砂糖はダイエットの努力を台無しにする。「血糖値が上昇しているときに睡眠をとると、体にとっては脂肪を蓄えるための絶好の環境なんです」と話すのは、管理栄養士のベッツィー・オピュット。休息中も体は、体の機能を維持するために糖分を利用するけれど、睡眠中は体を動かさないため、たくさん食べ過ぎてしまえば摂取した糖分の多くが体内に蓄積されるという。

2. ココナッツオイルとゴートチーズ

飽和脂肪が豊富に含まれた食品は、満腹感が得られやすいだけでなく、減量を手助けする働きもあるけれど、寝る前に食べた場合は睡眠を妨げてしまうとか。

なぜなら飽和脂肪は、食道の下端と胃のつなぎ目である弁、あるいは下部食道括約筋を弛緩させてしまうから。米国栄養士会の広報担当者を務める管理栄養士のジム・ホワイトいわく、脂肪は消化に時間がかかるため、食べたものが食道に戻ろうし、これが夜中に目を覚ます原因になるという。

3. スパイシーサルサ

たとえヘルシーなセロリでも、サルサにつけて食べるのはNG。サルサソースを含め、寝る1時間前に辛い食べ物を食べた場合は、睡眠の質が悪くなるほか、胸焼けを起こす原因になる。オピュットが言うには、脂っこい食べ物や辛い食べ物は、下部食道括約筋を弛緩させ、特に体を横にして寝ているとき重力が働かないため、胃の中の酸が逆流しやすくなるとのこと。

4. 赤ワイン

寝る前の赤ワインが健康にいいと主張する専門家もいるけれど、正確に言えばそれは真実ではない模様。もちろん、寝る前にお酒を飲むと寝付きが良くなるのは確かだけど、お酒のせいで深い眠りに入るのが困難になるとジムは言う。ある実験では、寝る前にお酒を飲んだ女性の脳を観察したところ、軽度の電気ショックを受けたときに見られる脳波と似ていることをメルボルン大学の研究者たちが発見しいる。

グラス1杯につき、(寝るまでに)1時間の間隔を空けるように。

5. 焼き菓子

寝る前にクッキーやブラウニーを食べたくなる気持ちはわかるけど、体重を落とそうと頑張っている人は特に、翌朝までおあずけにするのがベスト。ホワイトが言うように、砂糖は体の燃料となるため、夕食のあとに体が貯蔵できる炭水化物の量を満たしていた場合は、脂肪として蓄えられる可能性が高いから。

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: SCOTT POWER Translation : Yukie Kawabata

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