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アレキサンダー・マックイーンが「ファブリック・ドネーション」を開始。学生にアーカイブ素材を提供。

  • 2020.2.25
Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie
Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie

アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)はこのたび、サラ・バートンが導入した教育プログラムの一環として、余ったアーカイブ生地をイギリスのファッション大学生に寄付する活動「ファブリック・ドネーション」を始めた。

今回の取り組みは、生地や素材を必要とする学生へ寄付することを念頭に置いて、過去10年間にわたり保存されてきたコレクションサンプルなどで残った生地を有効活用するもの。

2019年1月、サラ・バートンがロンドン・ボンドストリートに位置する旗艦店に、エデュケーションスペースを開設して以来、イギリスのファッション大学との関係を深めている。今回のファブリック・ドネーションも、その関係の上に成り立っている。

ウエストミンスター大学のSteven Stokey-Daleyは、この活動を通じて卒業制作のコレクションを発表。ウールを使用したタッターソールチェックのラグラントレンチコートや、3つの異なるシルク120枚のパネルで構成されたドレスガウンなどのアイテムを製作した。

これからのファッション業界を背負って立つ、若者たちへの支援活動。アレキサンダー・マックイーンの先進的な取り組みに、これからも目を離さないで。

Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie
Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie
Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie
Steven Stokey-Daley ©Liam Leslie

問い合わせ先/アレキサンダー・マックイーン 03-5778-0786

Text: Takahiro Kato

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