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双子を抱え、生活のリズムがつかめない日々の中で…ある瞬間に「幸せ」を感じた話【四方向へ散らないで Vol.9】

  • 2020.2.25
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こんにちは! 野原のんです。

新生児の双子との生活が始まったわけですが、その時点で上2人は小学1年生と年中だったんです。

まだお風呂も次の日の用意もひとりで完璧にはできない年齢。

おまけに長男ニジくんは保育園だったので送迎もありました。

■長女いっちゃんの生活リズムは?


まず、小学校一年生。長女いっちゃんのリズムがコレ…


1年生は帰ってくるのが早い。そして帰ってきてからが宿題や、友だちとの約束、用意で、ずーっと何かしら動き回るんですよね。

学童の放課後学習へ申し込みはしていたものの、学童に行くとひとりで帰ることになりかねなかったので、不安で、それなら近所の子たちと学校が終わって、そのまま帰ってきてもらう方が安心でした。

そして年中の長男ニジくんのリズム…

■長男ニジくんの生活リズムは?


保育園は「早朝・延長保育」だったので、旦那の協力もあり何とかなっていました。
(短時間保育になるまでの話はまた次回、書きます)

旦那がどうしても迎えに間に合わない! という日は、家に帰ってきていた、いっちゃんにも協力してもらい、車で新生児の双子を連れて、ニジくんを迎えに行きました。

双子をあまり外に出すべきではない時期なのは分かっていましたが、義母や実母がいない日だと、どうにもならず…

「家に小学1年生と新生児の双子を置いていくよりマシだ!」と、なるべく急いで迎えに行っていました。

双子が産まれてしばらくは、旦那も職場とかけ合い、平日はなるべく勤務時間を短くてしてもらっていたので、かなり助かりました。



■双子の生活リズムは?
新生児の双子のリズム…なんて、あってないようなもの…

同時に泣いてみたり、交互に泣いてみたり、2人そろって謎に動かずに起きていたり。

抱っこと授乳に追われ、お昼に少しでも時間があったら私もこまめに寝て…

3時にいっちゃんが帰ってきてから寝るまでは、双子が寝ていたり、機嫌が良いスキに上2人のことをして、という感じでした。

ご飯や洗濯物、掃除はありがたいことに、実母が「1か月なるべくやるから」と言ってくれていたので、正直ほとんど丸投げ状態でした。

それにも関わらず、日々ずっと疲れている私。

今日何したっけ? と考えても、

双子のおむつを変えて、授乳して、ミルクをあげて、哺乳瓶を消毒して、おむつを変えて、寝て、おむつを変えて、授乳して、おむつを変えて、ミルクをあげて、消毒して、寝て、おむつを変えながら宿題を見て、授乳して、ミルクをあげて

近所で遊んでいた、いっちゃんのトラブルの対応して、消毒して、おむつを変えて、ご飯の用意をして、双子を抱っこしながら保育園関連を見て、小学校の用意をして、おむつを変えて、号泣する双子をあやしながらご飯を食べて、すぐに子どもたちをまとめてお風呂に入れて、授乳して、ミルクをあげて…

なんだこのリズムは 笑

ザザッと書いたけど、毎日がこういうわけでもなく、こんな感じの日がランダムにある感じでした。



■育児書に書いてあることはほとんどできなかった
『赤ちゃんは暖かいお昼にお風呂?』
ムリムリ。寝なきゃ睡眠時間がそこしかない。

『授乳は抱きしめて目を見つめながら?』
ムリムリ。両サイドに双子を抱えて、同時授乳していると目が合わないんだ。

『ミルクはひとりずつ抱っこして丁寧に?』
ムリムリ。だって大体、双子のひとりが号泣しているもん。


育児書に書いてあることなんて、ほとんどその通りにできず、はじめての子どもが双子だったら、私はきっと「闇落ちしていたな」と何度も思いました。

まだ3、4人目だから、ある程度の手抜きや様子見もできたけど…

それでもリズムがつかみにくくて、日々、右往左往ドタバタとしていました。

でも、そんな日々の中でひと段落し、疲れ果てた夜の10時。

ふと自分の周りを見たときに、子どもたちの寝顔が並んでいたんです。


涙が出るくらい“幸せ”だと思う瞬間でした。

どんなに日々が寝不足でしんどくても、身や命を削っていても、子どもたちの安心しきった寝顔を見てるだけで、愛しさで胸がギュンとするんですよね…!

「明日も頑張ろう」って心の底から思いながら、暖かい子どもたちの真ん中に寝転がる瞬間が、何よりも幸せでした。

…まぁ、その1時間後には起こされるんですけどね…

(野原のん)

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