1. トップ
  2. ファッション
  3. スタイリスト厳選|参考にしたいコレクションモデルの着こなし20

スタイリスト厳選|参考にしたいコレクションモデルの着こなし20

  • 2020.2.15
  • 2654 views
undefined

2020年春夏のコレクション会場に集結した、ファッショニスタたちの装いをリポート。今すぐ参考にできるトピックスを、GISELeのスタイリスト陣が解説します。

「モデル流・ベーシックスタイル解剖」
ゲストたちのひかえめシンプルな装いとはうって変わって、自由な感性でオシャレを楽しむモデルたちに密着。新たなインスピレーションとなりうるSNAPを、スタイリストとともに選抜!

ADDICTED TO MONOTONE
「多様性のあるモノトーン」
モデルの私服といえばモノトーン。黒一色もしくは白と黒の2色しか使っていないのにもかかわらず、個性があふれる。

TAKAGIs select
ウエスタンムードの漂う白と黒の重ね着。ロングブーツで整えたことで、一気に今風に。


1.ボリュームワンピとハンパ丈ジレの高感度なレイヤードも、モノトーン配色なら落ち着きが。


DEGUCHIs select
ヒールやブーツではなく、ボリューミィなスニーカーが、ハードな黒のハズし役に最適。


2.レザーシャツを主役にしたハンサムな着こなし。白スニーカーをハズし役に抜擢。


3.適当にひっかけたようなレザーバッグとナップサックのWづかいで、ミニマルな黒の上下に遊び心をメイク。

TAKAGIs select
黒一色だけれど、素材感でちゃんと強弱をつけているところがオシャレ。シューズも好み。


4.BIGサイズのジャケットの下に、端正なシャツとスラックスをコーディネート。ストリートライクな着方が多い中、きちんと感が漂う黒が新鮮。


5.コンパクトなジャケットから、複雑なテーラリングのインナーをちら見せ。黒一色に白い小物と赤毛が映える。

PATTERN LOVERS
「柄をものにしている」
インパクティブな総柄アイテムを、さらりと着こなせるのもモデルならでは。

WATANABEs select
秋冬に、細ピッチのボーダーでマリンっぽい雰囲気をとり入れたのが新鮮! 赤とも合う。


1.ピリッと辛口なレザージャケットの下に、フレンチシックな細ボーダーをIN。


2.あたたかみのある配色のチェックコートをはおり、クールな面持ちのグレーニットを方向転換。

ISHIZEKIs select
チェックの色合いとそろえて、コートの中にもカーキをとり入れている感じがかわいい!


3.オーバーサイズのチェックコートも、渋め配色なら目立ちすぎずに上品な仕上がり。

WE DONT CARE!
「計算されていない感が逆にいい」
サイズ感やシルエットバランスにとらわれず、好きなものを身につける自由なマインドにも注目。


1.抜けづくりや引き締めを一切スルーした、潔いずるぶか感が新鮮。

ISHIZEKIs select
キマったヘアスタイルと、やぼったさギリギリのアウターとのちぐはぐ感が絶妙。


2.短くも長くもない、アウターの中途半端な丈感が愛らしい。

THERES NO RULE
「自由度の高いテイストMIX」


パリジェンヌっぽいベレー帽とスカーフに、男の子みたいなMA-1とカラーサングラス……と、盛りだくさんな足し算もモデルらしい。両極端なアイテムを飾っても、白シャツ+デニムがベースなら、意外とまとまって見える。

RED MASTER
「赤の使い方がうまい」
存在感のある赤を上手にとり入れるセンスもさすが。


1.モデルの定番ともいえる黒スキニーに、赤シャツがロックなムードを放つ。+コンパクトなジャケットで、今どきな品のよさを加算。


2.ハンサムな黒に赤いコートを重ねてレトロ感を演出。

DEGUCHIs select
黒に赤いワンポイントっていうタフな配色が好み。バッグを短く持ったバランスも◎。


3.スタイリッシュな黒の装いに、小さいながらバッグの赤が映える。ストラップを短めに調整し、ななめがけにするやぼったさも旬。

BE TOUGH!
「キレイめな日こそ強く」
DEGUCHIs select
鮮烈なブルー&レザーとトレンド感もあって、美形ながらコンサバに見えないのがいい。


高発色のブルーや光沢のあるレザーパンツと、モデルらしい強めのセレクト。おかげで、やさしい色&素材だとエレガントになりそうなところ、クールな仕上がりに。

HER NECESSITIES
「いつだってラフなバッグが必携」
モデルの必需品といえば、機能性重視のバックパック。

WATANABEs select
服装はスタイリッシュなのに、バッグはリラックス感満点。ギャップに惹かれます。


1.きちんと感や女性らしさを感じさせる格好の日も、バックパックで力を抜くのが鉄板。


2.メンズライクなバッグを、背中ではなく正面にひっかけてアクセサリーがわりに。バッグにつけられたキーチェーンから、黒の装いに身を包んだ彼女たちの素顔が垣間見える。

DANDYISM
「紳士のような渋さ」
モノトーンに迫る勢いで、味わい深いアースカラーも人気。なかでも、即こなれた雰囲気を演出できるメンズライクなアイテムの支持率は高め。

IWATAs select
オーバーサイズが人気の中、あえてジャストサイズを選んでいるところが新鮮です。


1.レトロなブラウンのセットアップを着用。デコルテを大胆に見せているため女性らしい仕上がりに。


2.チェックシャツに黒のスラックスと、知的なムードが漂う上下。よく見るとソックスはキュートなアニマル柄。


3.深みのあるカーキのコートに、濃紺のマフラーをぐるぐる巻き。ぴっちりと固められたタイトヘアと肉厚なマフラーのメリハリ感もGOOD。

<SELECT & COMMENT BY>
Yasuko Ishizeki, Keiko Watanabe, Kaori Higuchi, Makiko Iwata, Natsuko Deguchi, Chisato Takagi

元記事で読む
の記事をもっとみる