【え、それだったの？】超身近な○○が、老けを加速させる原因だった！

【え、それだったの？】超身近な○○が、老けを加速させる原因だった！

【全員美女化計画】vol.29 文・藤田佳奈美

女性にとってなくてはならない、甘いもの・・

おいしそー。ひとつくらいならいいかな？？ 女性が大好きな「スイーツ」。特に疲労感を覚えたときは、頑張った自分へのご褒美として食べたくなりますよね。そうでなくても、「無性に甘いものが食べたい！」と発作的に感じることもあるのではないでしょうか？

ダイエット中の人でさえ、「後で夕飯の量を少なめにして帳尻合わせればいいから…食べちゃおっと♪」なんて思っている人も少なくないハズです。

とはいえ、甘いものの食べ過ぎは禁物。周知の事実ではありますが、やはり太ってしまいます。

でも、

本当はそれだけじゃないんです。

砂糖の弊害とは!?

マジで!? 甘いものは、太る！ ・・・のではなくて（それもそうだけど）。

甘いものは、老けるのです！

もっと言うと、甘いものに含まれる砂糖や糖質がエイジングを加速させていたのです！

甘いものを食べているときは、疲れも吹っ飛んでとても幸せな気持ちになれますが、どうやら体は喜んでなんかいなかった模様……。でもどうして甘いものがエイジングに関係するのでしょうか？

著書に『ヤセキ』（幻冬舎）、『カロリー置き換えダイエット』（TJ MOOK）などを持つ美人管理栄養士・鶴田麻里子先生に、砂糖とエイジングの関係についてお話を伺いました。

“糖”が若さを奪う！

こちらが鶴田麻里子先生。耳をダンボにして聞かねば! －なぜ、甘いものを食べるとエイジングが進行してしまうのでしょうか？

「それは、甘いものに含まれる糖がタンパク質と反応して、肌をはじめとする全身を“糖化”させてしてしまうからなんです。糖化すると、肌が焦げ付いてしまうので、シミ・シワ・たるみを招いてしまうほか、皮膚が硬くなってこわばったり、キューティクルがくすんだり、抜け毛が増えたり……如実に見た目が老けていきます。なのでエイジケアには抗糖化対策が重要になってくるのです」

－体の中でそんなことが起こっていたなんて……恐ろしい！ でもエイジケアといえば“抗酸化”が重要なイメージなのですが……。

「もちろんエイジレスを目指すにあたって、抗酸化もかなり大事。野菜や果物でも、アサイーやイチゴなどのビタミンエース（※ビタミンA、C、Eの総称）が多く含まれる食べ物を積極的に摂るといいでしょう。その上で“抗糖化”対策も行いたいところ。なるべく白糖は控えたほうがいいのですが、どうしても甘いものが食べたいときは、カカオ度数70％以上のダークチョコレートがオススメです」

－なるほど。抗酸化と抗糖化の両面からアプローチすることが大切なのですね！ ちなみに甘いものはともかく、炭水化物にも糖質って含まれていますよね？

「まさにその通りで、甘いものに含まれる砂糖のほか、ごはんやパン、うどん、そうめんなどの精製された主食に含まれる糖質は老けの原因になりえます。ただし、糖質は腸内細菌の貴重な栄養。全くとらないというのもトータル美としては考えものです。そのためには、糖質オフのふすま小麦を使用したパンやブランパン、発芽米などで代用するといいでしょう」

－ごはんやうどんなどの炭水化物って、全体的に白っぽいですよね。そういえば砂糖も白い……。どうやら白っぽい食べ物は気を付けたほうが良さそうです。

いつまでも若々しくいるために、まずは砂糖断ちをするといいのかもしれませんね。

皆さんもぜひ試してみて！

Information

『ヤセキ―身体の内側からキレイになる!ヤセリズムダイエット』 (幻冬舎）￥1296