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「コンビニスイーツ」覇権争いで“ファミマの本気”がひと味違った戦略でした…!

  • 2020.2.24

近年のコンビニスイーツは、今までにないほど豊作に恵まれています。

ローソンを皮切りに、セブンやミニストップでも販売された「バスクチーズケーキ」。販売から間も無く、売れ切れ続出となったセブンイレブンの「イタリアンプリン」。

そんなコンビニスイーツ全盛時代に、ファミリーマートは“新食感”をコンセプトにした、ひと味違った新シリーズで攻めてきています。

個性豊かなパッケージが印象的!

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それぞれのスイーツの特徴をあらわしたデザモンにたとえられたパッケージに身を包んだ目を引くビジュアル。ついコレクションしたくなってしまう魅力を感じます。

今回、デザモンシリーズ全5種類を実際に購入し食べてみました。以下、その感想をレポートしていきます!

「チョコバナナのもちもちクレープ」

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「チョコバナナのもちもちクレープ」(税抜165円)

キョロキョロと周囲を見渡すデザモンが印象的な「チョコバナナのもちもちクレープ」。ちなみに、このデザモンの名前は「BANAP(バナップ)」と言います。なんでも、バナナには並々ならぬこだわりがあるそうです。

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まるで専門店のような本格的な焼き色が印象的な生地は、触ってみるともっちりと手に吸い付くような質感です。この生地のために、ファミマは原材料から開発したそう。生地から透けて見えるチョコレートソースの彩りも素敵です。

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断面図がこちら。カットされたバナナを中心に、カスタードやホイップクリームがたっぷり入っています。

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原材料からこだわられているだけあり、生地はとてももちもちしています。このクオリティの生地は、今までコンビニでは味わったことがないかもしれません…!

フレッシュな甘みが印象的なバナナと、コクのあるカスタードのまろやかな味わいは相性抜群。チョコレートソースのほんのりとした苦味がいいアクセントになり、最後まで飽きずに食べることができました。

「生チョコのもちもちクレープ」

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「生チョコのもちもちクレープ」(税抜158円)

同じくクレープのデザモンとして登場したのが「生チョコのもちもちクレープ」。ピンク色の可愛らしいパッケージが印象的です。ちなみに、こちらのデザモンの名前は「CHOMOP(チョモップ)」。デザモン界のアイドルなんだとか。

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「チョコバナナのもちもちクレープ」と同じく、こだわりの生地が使用されていますが、チョコレートソースがないためこちらの方がシンプルなビジュアルです。

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なかに入っているのも、生チョコとホイップクリームのみととてもシンプル。

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しかしながら、とろけるような口どけの生チョコとホイップクリームの味わいが濃厚で、物足りなさは全く感じません。甘さとほろ苦さのバランスがちょうど良く、子供から大人まで幅広い世代に好まれそうな味わいです。

「サクッと食感のチョコスティックドーナツ」

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「サクッと食感のチョコスティックドーナツ」(税抜138円)

まるでこん棒のような無骨なビジュアルが目を引く「サクッと食感のチョコスティックドーナツ」。ビスケットクランチとチョコレートでコーティングしたドーナツのなかにカスタードホイップを詰めたという、どこかエクレアを連想させるスイーツとなっています。

ちなみに、このデザモンの名前は「SAKUCK(サクック)」。ビジュアルとは裏腹に、意外と気が長い性格をしているそう。

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全体が満遍なくコーティングされているため、直接触ると手が汚れてしまいそうです。そのため、パッケージに入れた状態で食べることをオススメします。

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さっそくかじりつくと、ドーナツは「ザクッ!」と軽快な音を立てました。一方で、なかに詰まったカスタードホイップはとろ〜りなめらかな口当たりが印象的。この食感のギャップは思わずやみつきになってしまいそうです…!

ドーナツ、カスタードホイップのどちらもかなり甘いため、お茶やコーヒーと一緒に食べると最後まで飽きずに食べられそうです。

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ちなみに、「サクッと食感のチョコスティックドーナツ」のカロリーは486kcal。他のデザモンシリーズが200〜300kcal代なので、かなり高め。半分に切って、友人や家族とシェアして食べるとちょうど良いかもしれません。

「焼きチーズタルト」

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「焼きチーズタルト」(税抜156円)

笑顔が素敵なこちらは「焼きチーズタルト」。デザモンシリーズのなかで、唯一チーズを使ったスイーツとなっています。ちなみに、このデザモンの名前は「TARCHEE(タルチー)」です。

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パッケージから取り出してみました。ツヤツヤと輝くチーズ生地に食欲がグッとかきたてられます…!

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ミルク感の強いチーズ生地は、ふんわりとまろやかな口当たり。甘さと酸味のバランスが絶妙で、濃厚ながらしつこすぎない味わいがあとを引きます。

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チーズ生地以上に印象的なのがタルトの出来栄え。独特のサクサク食感を生み出すポイントは、表面に塗られたホワイトチョコなんだそう。

香ばしく、甘いタルトの味わいはチーズ生地とも相性抜群でした!

「ブリュレシュー」

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「ブリュレシュー」(税抜198円)

最後の1つが、こちらの「ブリュレシュー」。198円(税抜)と、5種類のなかでもっとも高い価格となっています。ちなみに、このデザモンの名前は「CREAVE(クリーブ)」です。

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パッケージを開けると、小麦のこうばしい香りがふわっと鼻を通りました。

通常のシュークリームと異なり、光沢のある飴色が印象的なブリュレがドン! とトッピングされた印象的なビジュアルです。

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ブリュレとシュークリームは完全に接着されておらず、このように取り外すことができます。なかにはカラメルクリームがたっぷり入っていました。

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半分にカットしてみると、カラメルクリームの下にお宝を発見。ごろっと大振りにカットされたバナナがカスタードに包み込まれていました。

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一口食べると、ブリュレのほろ苦い味わいとカラメルクリームやカスタードの濃厚な甘みが組み合わさり素敵な味わいが口のなかいっぱいに広がります。フレッシュなバナナの味わいもいいアクセントになっており、まるで専門店のスイーツのような高級感のある味わいです。

きっとお気に入りの一品が見つかるはず!

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現在、デザモンシリーズは全5種類。子供から大人まで幅広い世代に好まれそうなものから、まるで専門店のスイーツのように本格的なものがラインナップされています。気になる一品を試すも良し、コンプリートを狙うも良し。ぜひ一度食べてみてください!