1. トップ
  2. おでかけ
  3. 1日限りの展覧会を再構築。蓮沼執太のプロジェクト展示。

1日限りの展覧会を再構築。蓮沼執太のプロジェクト展示。

  • 2020.2.7
(c)Shuta Hasunuma, Someone’s public and private / Something’s public and private, 2019, Tompkins Square Park, New York Photo by Masahito Ono
(c)Shuta Hasunuma, Someone’s public and private / Something’s public and private, 2019, Tompkins Square Park, New York Photo by Masahito Ono

1日限りの展覧会として、ニューヨークのイーストビレッジにあるトンプキンズ・スクエア・パークで行われた、蓮沼執太氏のプロジェクト。公園には蓮沼氏の体重分の水が入ったボトルとインストラクションがあり、参加者はその指示をもとにボトルを自由に動かす。最後にはボトルを持って帰ることができ、参加する全ての人が作品の一部となっていく。

今回の展示では、そのプロジェクトの記録映像、写真、音源、ボトルの位置を定点観測して作られたスコア的なメモ、プロジェクトドキュメントなどを、まるで空間を1つのキャンバスに見立てたかの様に再構築した。

記録を振り返るだけではなく、新たにそこで鑑賞者と作品との対話が生まれる、新しいコミュニケーションの形をアートとして楽しめる。

音や社会、人間へのたゆまぬ探究心を持ちつつ、独自の多様な表現へ昇華しつづける蓮沼氏の新たな試みを体験しにいこう。

蓮沼執太「OTHER “Someone’s public and private / Something’s public and private”」

期間/~2月29日(土)

場所/ヴォイドプラス(void+)東京都港区南青山3-16-14 1F

時間/14:00~19:00

定休日/日、月、祝日 ・2月16日の特別イベント時はオープン

https://www.voidplus.jp

Text: Mei Fujita

元記事で読む
の記事をもっとみる