「日本の米離れに最強の援軍」マクドナルドが勝負の新作を発売中…！

高度経済成長期まっただなかの1962年度をピークに、日本人の1人あたりのお米の消費量は減り続けています（※マクドナルド公表）。

そのような日本人の「お米離れ」を改善しようと立ち上がったのが、なんと人気ハンバーガーチェーンのマクドナルド。2月5日から毎日17：00以降の「夜マック」限定で、日本マクドナルド史上初となる衝撃的なバーガーを販売しているんです…！

そのバーガーとは、マクドナルドの味付けや具材はそのままに、バンズを特製のお米に変更した「ごはんバーガー」。かなりストレートなネーミングとなっています。

焼いたお米で肉をサンド。その見た目にもインパクトがありますね。

今回は、マクドナルドのバーガーのなかでも人気を集める「てりやきマックバーガー」「チキンフィレオ」「ベーコンレタスバーガー」の3種類がラインナップ。日本発祥のてりやきはともかく、そのほかの2種類はかなり意外なチョイスです。

包み紙には、「ごはんバーガー」とプリントされたシールが貼られています。

まずは、気になるそのビジュアルを確認していきましょう！

それでは、オープン！

しっかりとした焼き色が印象的な「おこめバンズ」は、通常のバンズ同様に丸い形をしています。どこか“焼きおにぎり”にも似たビジュアル。意外と言っては何ですが、違和感はそこまでありませんね。

でも、問題は見た目ではなくそのお味。まずは一番手前の「ごはんてりやき」から実食していきたいと思います！

包み紙を開くと、なかからたっぷりのてりやきタレをまとった「ごはんてりやき」が登場。濃厚なタレの香りに食欲がグッと刺激されます。直接手に持っていただくことはちょっと難しそうです。

醤油の香ばしい風味がほのかに感じられる「ごはんバンズ」と、甘辛く濃厚な味わいのてりやきタレに包まれたパティは相性抜群。まろやかなマヨネーズやシャキシャキとしたレタスの食感もアクセントになっており、とても美味しいです！

でも、てりやきが日本発祥であることを踏まえれば、「ごはんてりやき」が美味しいことは想定内。続いては、「ごはんチキンフィレオ」を実食です…！

「ごはんバンズ」からはみ出すチキンが目を引くビジュアルの「ごはんチキンフィレオ」。「ごはんてりやき」に比べ、色味はちょっとシンプルです。

「チキンフィレオ」の味付けはオーロラソースですが、果たして「ごはんバンズ」に合うのでしょうか？さっそくいただいてみることに。

1口食べて印象に残ったのが“食感の楽しさ”。カリッと揚がったチキンはサクサクと軽快な食感、一方で「ごはんバンズ」はもちもちとしています。この2つの食感のコントラストは、今までのマクドナルドのバーガーにはちょっとなかった気がします。

オーロラソースの酸味の利いたまろやかな味わいもよくなじんでいます。言うなれば、今までにない“新感覚の和洋折衷バーガー”といった感じです。

最後は、3種類のなかで一番味の予想がつかない「ごはんベーコンレタス」。

レタスやチーズの彩りが目にも鮮やか。なお、ベーコンは「ごはんバンズ」のなかにしっかりサンドされていました。

おそるおそる食べてみると、意外にも違和感のない味わいにびっくり。それどころか、かなりバランスのとれた仕上がりであることが分かります。

ベーコンの塩気やパティのしっかりとした旨み、コクのあるチーズやまろやかなマスタード。それぞれ個性の強い具材やソースの味わいを、「ごはんバンズ」がしっかりと受け止めています。

そういえば、どこかハワイ料理のロコモコにも通じる味わい。“ワンハンドで食べられるロコモコ”といった感じです。個人的に、3種類のなかで一番好みの味わいでした！

「ごはんバーガー」の販売期間は、2月5日から5月中旬までの約3カ月。なお、記事の最初にも書いた通り毎日17:00以降の「夜マック」限定商品となっています。購入ハードルはちょっと高いですが、日本マクドナルド史上初となるバーガー。ぜひ一度お試しください！