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ジャスティン・ビーバー、13歳からドラッグで現実逃避していた。

  • 2020.2.6
ドキュメンタリー『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』のプレミアに来場したジャスティン・ビーバー。Photo_ Steve Granitz/WireImage
Justin Bieber arrives at the Premiere Of YouTube Originals' "Justin Bieber: Seasons" at Regency Bruin Theatre on January 27, 2020 in Los Angeles, California.ドキュメンタリー『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』のプレミアに来場したジャスティン・ビーバー。Photo: Steve Granitz/WireImage

ジャスティン・ビーバーが、YouTubeで発掘された13歳の時に初めて大麻を吸ったことを明かした。そして大麻の後には「パープル・ドランク」や「シザープ」とも呼ばれるリーン、MDMAのモーリー、マジックマッシュルームと手あたり次第始めたそうだ。常にスポットライトを浴びる自分の人生から逃げるようにドラッグに手を染めたという。

YouTubeで配信中のドキュメンタリー『ジャスティン・ビーバー:シーズンズ』の中で、ジャスティンはこう話す。「僕にとってドラッグは逃避だった。幼かったんだ。僕の人生はカメラの前にあって、その露出レベルたるや凄まじかったよ」法に触れるトラブルでメディアを賑わしていた当時について、「このビジネスの中にある間違ったものに価値を置いていた。自分の目の前にぶら下がっていたものさ。真実を言えば、僕は道具を全く持ち合わせていなかったんだ。良いチームプレイヤーになるための道具を両親は教えてくれなかった」と振り返った。

だが、このままでは自分が死ぬと思い、しらふになることを決断したそうだ。「僕は死にかけていた。皆は知らないけど、本当にやばかったし、狂気の沙汰だったんだ」「まず僕は自分に言い聞かせた。『神様、もし本当にいるなら今シーズン、僕にドラッグを止める力を下さい。そうすれば、そこから後は自分で乗り切ります』って。でも、実際に何かをしたわけじゃなかった。ドラッグは止めたけど、その根底にあるものがなくなることは決してなかった。ほとんどの人が経験するように回りまわって、戻ってきてしまったんだ」

プレミアには母パティ・マレットと妻ヘイリー・ビーバーも来場した。Photo_ Kevin Mazur/Getty Images
Pattie Mallette, Justin Bieber and Hailey Rhode Bieber attend YouTube Originals "Justin Bieber: Seasons" premiere at Regency Bruin Theater on January 27, 2020 in Westwood, California.プレミアには母パティ・マレットと妻ヘイリー・ビーバーも来場した。Photo: Kevin Mazur/Getty Images

一方、同ドキュメンタリーにも出演している妻のヘイリー・ビーバーは、ジャスティンがしらふになってから出会ったというものの、ドラッグに逃げた気持ちが理解できると話している。「本当に若い時に酷いほどの不安に取りつかれ、診断もされず、自分のその感情が何であるかわからないってなったら、自分で薬をやったりするものでしょう。気分を良くしようと。単に何も感じないようにしようとね」

現在、ジャスティンは自身の不安に対処するために酸素カプセルを自宅に設置し、NAD(ニコチンアミド・アデニンジヌクレオチド)で体内の毒素を排出しているそうだ。ヘイリーによると、「かつてドラッグ依存だった人はしらふになっても、脳の快楽中枢が普通に機能しないのよ。NADは脳のその部分を修復する効果があって、快楽中枢を普通の状態に戻すのに役立つ」という。

Text: Bangshowbiz

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