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失恋の後の寂しさは紛らわすのではなく受け止めましょう!

  • 2020.2.3

こんにちは。ライターの鶴山あずさです。今回は、14歳の女性からのお悩みにお答えしましょう。


「3ヶ月前に、初めてちゃんと付き合った彼氏と別れました。
私は彼のことがすごく好きでした。未だに、彼以外の人を恋愛対象で見られないくらいです。
でも、もう自分の中で整理は着いたっていうか、彼のことはもう思い出にできていると思います。彼とヨリを戻したいとは思いませんし、彼は彼で新しい恋をしているみたいなので応援しています。
でも、たまにすごく人肌が恋しくなると言うか、寂しすぎて泣きたくなることがあります。こんなことは初めてで、どうやって紛らわす?乗り越える?のがいいのかわかりません。
アドバイス待ってます。」


悲しいことですが、「初恋はうまくいかないもの」と昔から言われています。でも、たくさん失恋して、いっぱい悲しい思いをした方が他人に優しく、許し上手の恋の達人になれるものです。


大切なのは、“失恋”をどう受け止めるかということ。次の恋を幸せなものにするためにも、失恋の上手な受け止め方をご紹介しましょう。

失恋とは心が大怪我した状態です!

彼を大好きになって、その彼との別れを決断するような出来事があった後なのですから、相談者さんの心は今傷ついてボロボロです。心が大怪我をした直後は、安静が最も必要なときなのです。


一方、恋にはパワーが必要です。だからヘトヘトな心では臨めません。だから、あなたの心も次へ進むのを拒否しているのです。
「彼以外の人を恋愛対象に見られない」と勘違いしてはいけません。心の傷が癒えれば自然と先に進めますよ。

彼と別れたあともこんなに寂しいのはなぜ?

相談者さんの心の中には、「彼に会いたい」「私はどうなるの?」「彼だけが幸せになってズルイ」「誰か私を助けて!」彼への恨みごとetc・・・・・・こんな気持ちはありませんか?
気付いていないかもしれませんが、失恋した後は、こんなふうなマイナスの気持ちがあるのが一般的です。


でも、その気持ちとしっかりと向き合わないと、それらのマイナスの気持ちが「人肌が恋しい」、「寂しすぎて泣きたくなる」の気持ちにつながるのです。


自分の心の中にあるマイナスの気持ちに真正面から向き合い、しっかりと立ち向かわないと、心がますます不安定になってしまいます。

人肌が恋しいなら女友達と会いましょう!

失恋の痛手で「人肌が恋しい」「泣きたい」ときに、他の男性に会うのはおすすめできません。自分の心に負けて流されると、後で後悔するようなことになりかねないからです。


だから、そんなときは女友達に会いましょう。友達に心の中をさらけ出すと楽になるものです。そして、女友達にお願いしてハグしてもらうのもお勧めです。


人はハグしてもらうと、脳内に“幸せホルモン”という心を落ち着かせる脳内物質が分泌されて、なんだか落ち着くのです。
夜独りのときは、自分で自分をハグしたり、お気に入りのぬいぐるみを抱きしめてみると、心が少し楽になった気分になるはず。ぜひ、試してみましょう。

泣きたいなら思いっきり泣きましょう!

また、悲しくても泣けないなら、玉ねぎをたくさん切って涙をボロボロ流しましょう。たくさん涙を流すと、脳内の悲しい気持ちの元であるストレス物質を中和してくれるホルモン(エンドルフィン)がたくさん分泌されるので、悲しい気持ちが薄らぐのですよ。


ストレス解消に“涙活”というみんなで悲しいドラマを見て泣くようなサークルがあるくらい、涙はストレス解消に効果が高いことが科学的にも認められています。

気持ちをノートに綴ってみましょう。

楽しい思い出、悲しい思い出、腹が立ったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと、全てをノートに書いてみましょう。心の整理がつくだけでなく、彼とどうして合わなかったか、恋が終わった本当の理由がわかります。


心が落ち着いたら読み返してみましょう。付き合っているときは見えなかった彼の本心にも気付くかもしれません。
その結果、彼の魅力が付き合っている時よりも薄れてしまうこともあります。こうなったとき、初めて「彼のことが思い出になった」と言えるのかもしれませんね。

終わりに

いかがでしたか?
失恋後に寂しく辛い気持でいるということは、あなたがちゃんと恋をした証です。彼を大好きになって、失恋後も彼の幸せを願うことのできる相談者さんは素敵です。そんな優しい自分を褒めてあげましょう。


そして、無理にでもしっかり食べてぐっすり眠る努力も忘れずに!
体力はマイナス感情をやっつける力になります。そして、ぐっすり眠ると記憶の整理(心の整理)がされます。この努力が心の傷の回復を早めてくれるはずです。


失恋の傷が癒えて、彼のことが本当に思い出になるには、彼を初めて意識し始めたときから別れるまでにかかった時間と同じ時間がかかるといわれています。
だから、立ち直ることを焦らないでくださいね。


(鶴山あずさ/ライター)

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