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糖質オフダイエット中に飲んでいいワインは? 糖質が低いワインの種類

  • 2020.1.31
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ワインは種類によって糖質が違うって知ってた?

ワインに糖が含まれている理由

ワインを造るには糖が必要。でも、完成したワインには糖が少ない。

ワインテイスティングイベント会社『Wine With Brian』のブライアン・アジモフによると、収穫期の成熟したブドウの糖含有量は21~25ブリックス(ワイン製造者が液体中の糖含有量を測るために使う単位)。

ブドウ果汁に酵母菌が加えられると、糖は発酵してアルコールになる。

発酵時間を短縮すれば、糖の含有量が高く、アルコールの含有量が低いワインができる。発酵時間が長ければ、その割合は反転する。

気候のせいでブドウが成熟しにくい地域(特にフランスは他の生産地よりも涼しい)では、ワイン製造者が発酵前のブドウにサトウキビやビーツの糖を加える「シャプタリザシオン(補糖)」が頻繁に行われるそう。

でも、この糖は発酵プロセスを促すためのものなので心配無用。ブドウ自体に含まれる糖と同じで、発酵が始まればアルコールに姿を変える。

アジモフいわく、ワインの甘さを最終的に決めるのは製造者。でも、ワインの種類が違えば、そこに含まれる糖の量も違うのが一般的。

糖質が最も低いワインの種類

ラージマン=ロスによると、残留糖(発酵されなかった糖)が最も少ないのは辛口ワインで、糖度は1%未満(1リットルあたりの糖10g)。セミスウィート(オフドライ)のワインには、残留糖が3%以上含まれている。

糖質が最も低いワインは:

・辛口赤:ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー(150mlあたりの糖1g未満)

・辛口白:ピノ・グリージョ、シャルドネ、ヴィオニエ(150mlあたりの糖1~1.5g)

・辛口スパークリングワイン:ブリュット、エクストラ・ブリュット(150mlあたりの糖約2g)

糖質が最も高いワインの種類

ラージマン=ロスいわく、残留糖が7~9%含まれるデザートワインは当然ながら糖質が一番高い。

例えば、150mlのシャルドネには糖が1gしか含まれていないのに、同量のポートには糖が12gも含まれている。

糖質が最も高いワインは:

・甘口白:リースリング、ゲヴュルツトラミネール、シュナン・ブラン

・甘口赤:カベルネ、ジンファンデル、グルナッシュ

・甘口スパークリングワイン:セック、デュミ・セック、ドゥー(1リットルあたりの糖17~50g)

・デザートワイン:ポート、ソーテルヌ、トカイ(150mlあたりの糖約8g)

結論:どの低糖質ワインを選ぶにせよ、血糖値の急激なアップダウンを避けるため、一度に飲むのは1杯までにしておこう。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Marissa Miller Translation: Ai Igamoto

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