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専門知識がマストの“リケジョ” 開発・研究職のマイルールとは?

  • 2020.1.30
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となりの職種さん

働く女子のやりがいや悩みは職種によって違うもの。今回は開発・研究の仕事に注目。ヤクルト本社の開発部で働く2人に、日々の仕事について聞きました。同じ職種の人は共感を、他職種の人は開発・研究職への理解を深めてみよう!

【開発・研究編】

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出典:シティリビングWeb

左から

開発部勤務8年 Y・Kさん

開発部勤務7年 S・Hさん

この仕事を選んだワケは?

大学では物理を専攻。毎日の生活に関わる仕事がしたかったので、食品開発を選びました。(Y・Kさん)

マイルールは?

商品の味づくりに欠かせない官能検査は人の五感(味覚や嗅覚)を使うので、舌が敏感な午前中に行うようにしています。より正確に、限られた時間で、数多くの検査を行えるよう、集中しています。(Y・Kさん)

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出典:シティリビングWeb

開発部の中で、Y・Kさんがいるのは清涼飲料などを取り扱う部署。機能性を生かしつつ、おいしさも妥協しないように、何度も味を調整します

楽しいことは?

一つの商品が完成するまでには、たくさんの検査と時間が必要です。商品化されるまでに数年かかることも。それだけに、自分が携わった商品がスーパーやコンビニで売られているのを見たときは感動します。(S・Hさん)

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出典:シティリビングWeb

開発部の中で、S・Hさんがいるのは乳製品を取り扱う部署。乳酸菌の菌数管理は、新商品開発時における重要なポイント。予定通りに菌が育たないと進行に支障がでることも

大変なことは?

常に数種類の検査が同時進行しているので、スケジュール管理が大変です。(S・Hさん)

必需品は?

電卓。細かい数値計算はエクセルなどに入力して計算するよりも、電卓で計算した方が速いと思っています。(S・Hさん)

お仕事DATA

●勤務先は…

ヤクルト本社 ヤクルト創始者の代田稔さんが予防医学的見地から「乳酸菌 シロタ株」の培養に成功したのは90年前。現在は「ヤクルト」類を主軸に、乳製品、食品、化粧品、医薬品などの多彩な事業を展開しています。国立市には約300人が働く研究所があり、商品の開発・研究を行っています。

●一日の流れは…

Y・Kさんの場合 9:00 始業。月曜は朝礼からスタート。商品の売れ行きなどの報告がある 9:15 官能検査。日によっては数十種類を検査することも 12:00 昼食。社員食堂があるので、昼食は毎日社内 13:00 午前中に検査した結果をデータ入力、報告書などを作成 17:30 終業

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