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春の香りをお部屋で楽しもう!見た目もすてきなヒヤシンスに夢中♡

  • 2020.1.24
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ヒヤシンスは見た目だけじゃなく香りも抜群

見た目も華やかで春先に人気のヒヤシンス。花が咲くとあまくてとってもいい香りがするんです。ヒヤシンスは水栽培と土栽培で育てることができます。

10月から12月に球根が、1月中旬から芽出し球根が出回ります。水栽培には球根を使いますが、芽出し球根の土を落として水栽培することもできますよ。

ヒヤシンスの水栽培、どんなふうに育つの?

まず、根が伸びてくる

ヒヤシンスの球根から、まずは白い根が伸びてきます。

球根から育てる場合は、花器に球根がギリギリ水に浸からないくらいの水位まで水をいれて、球根を設置し、一ヶ月ほど冷蔵庫で寝かせてからお部屋に出すと生育がよくなるのでオススメです。

美しい根は鑑賞ポイント

ヒヤシンスの根は白くて美しいことで知られています。ガラスの容器で水栽培すれば、この美しい根を十分に楽しむことができます。

満開の頃には根はかなり長くなりますので、20cm以上の深さの器がおすすめ。

つぎに芽が出てきます

球根の頭から芽が出てきます。芽は日光に当たる前は白く、光に当たると緑色に。少し尖った芽が少しずつ上に伸びます。

この頃には根も長く伸びてきているので、水位をだんだんと下げていくと球根が蒸れにくくなります。

葉のあいだから蕾が見えてきて

芽は伸びて、そのまま葉になります。葉がある程度伸びてくると、葉の間から蕾が顔を出します。

毎日観察していれば、蕾が出てきたことにすぐに気がつくことができるでしょう。花色がどんな色の球根でも蕾は出始めの頃には緑色です。

だんだんと伸びて

ヒヤシンスの蕾は葉の間からどんどん伸びていきます。花茎が完全に伸びきってから蕾がでるのではなく、蕾が出てから花茎が伸び、葉もまだまだ伸びます。

蕾は上から徐々に花の色に変わっていきます。花の色が見えてくるので、目にも愉しい時期ですね。

花が開きます

ヒヤシンスの花が咲きました。花がほころんだ瞬間から、とてもいい香りが部屋中に満ちていきます。

ここからどのくらい花茎が伸びるかは、球根がきちんと寒さにあたっているかどうかによっても変わるようです。

花茎が伸びて満開に

ヒヤシンスの花が満開になりました。このあと、香りは急速に失われていきます。

土栽培のヒヤシンスは花が終わった後、花を摘み取り、葉が枯れたあとに球根を掘り上げると、翌年も花を咲かせますが、水栽培では球根へのダメージが大きいため、一年限りと考えた方がいいでしょう。

ヒヤシンスをお部屋で育てるアイディア

一株だけを窓の額縁に置く

水栽培の花器は細身のものが多いので、窓の額縁に置くことができます。窓の近くは室内のなかでは気温も低めなので、暖かいところに比べると花が長くもちます。

直射日光のあたらない窓辺に置き、茎が光の当たる方に伸びていきやすいので、ときどき向きを変えてあげましょう。

陶器に植える

土に植えたり、水栽培でも根の鑑賞を重視しない場合には背の低い陶器に植えるのもおすすめです。

無地の陶器もいいけれど、デザイン性のあるものを選べば、ガラスの器の水栽培とはまた違った雰囲気に。

実験用ビーカーを利用して

ピリッとスパイスを効かせた飾り方がお好みの方には、実験用のビーカーでの水栽培もオススメです。

ビーカーは口が大きいので、少なめの水で球根が水に浸かり過ぎないように気をつけながら育てましょう。

写真ではヒヤシンスと一緒にテタテの球根を育てているのも素敵ですね。

盆栽や和のテイストと合わせる

ヒヤシンスは和のテイストとの相性も抜群です。写真のような引き出しや、水屋箪笥などに球根の花器をたくさん並べるのがおしゃれ。

水仙や盆栽ともいいバランスです。全ての花が同じ高さにならないようにバランスをとるのがポイント。

ガラスの高坏にまとめて

球根をガラスの高坏にあつめて飾ったのがこちら。同じ器にたくさんの球根が寄り添っているとかわいらしさも倍増します。

花が咲いたらもっと華やかになりますね。陶器の高坏などでも雰囲気良く飾ることができそうです。

北欧風のチェストとも相性◎

ヒヤシンスの水栽培は、北欧風のチェストともよく似合います。色の違う球根を選んで並べているのも素敵ですね。

床置きの枝もの、チェストの上の切り花、白い鉢の花器、ヒヤシンスと、高さや種類にバリエーションを出して飾るとバランスがよくなります。

季節の植物と一緒にコーナーをつくる

チューリップの球根や多肉、ラナンキュラスボアヴェールなど、季節の植物と一緒に飾るのも華やかです。

チューリップとヒヤシンスは、花が咲く時期がすこしずれているので、全てが咲き終わって、突然寂しくなってしまうということもありません。

水栽培なら食卓にも

土栽培の植物を食卓に飾るのは、衛生上気になるという方も多いのではないでしょうか。

水栽培なら、切り花と同じような感覚で、食卓にも抵抗なく飾れます。毎日の食事を摂りながら、少しずつ成長していくヒヤシンスを見守ることができます。

複数の株をひとつの鉢にまとめて

複数のヒヤシンスの球根を一つの鉢に植えたものがこちら。花が咲くと、一株よりも断然華やかさが増します。

写真のように同じ色の花をまとめるのがおすすめ。

球根も芽出し球根も、いくつかセットになって販売されていることがあるので、そのようなものを狙うといいでしょう。

ホワイトインテリアに白いヒヤシンスを

シャビーでナチュラルなホワイトインテリアに白のヒヤシンスをあわせるのも素敵ですね。花器も当然白いものを選びましょう。

ヒヤシンスの葉の緑が白のインテリアの中で映えて、こんなに爽やかな雰囲気に。窓辺が一気に明るくなります。

ヒヤシンスをお部屋で育ててみませんか?

ヒヤシンスの水栽培の流れや、お部屋でヒヤシンスを育てるアイディアをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ヒヤシンスの栽培はポイントを抑えれば簡単で、日々の成長を見守るのがとても愉しいものです。ぜひ、おうちでヒヤシンスを栽培してみませんか?

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