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子どもは被害者にも加害者にもなりえる…【私が子どものころ受けた性被害(3)】【いまじん男児育児 Vol.8】

  • 2020.1.23
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前回は私が年長のときに経験した「性被害」のお話でしたが、今回は子どもを被害者にも加害者にもしないために、親ができることを考えたいと思います。



私がこの話をブログで書いたときにいただいたDMやコメントの一部をご紹介したいと思います。


ママのトイレ中に子どもが入ってくることはよくあることだと思いますので、その延長で善悪の区別がつかず興味のままに他の子どものトイレをのぞいている子もいるのかもしれません。

また、驚いたのは…



驚いたことに女の子が性的な嫌がらせを起こしてしまうパターンも少なくありませんでした。男子だからとか、3歳だから大丈夫とは言えないと思います。


いただいたDMやコメントはここでは内容をぼかして書きましたが、ここに書けないような悲しく重い被害体験もたくさんあることが分かりました。

私自身も子どものころ3人の同級生から性的な嫌がらせをされたので、明るみに出ない被害者はきっと多いのではと思っていましたが、思った以上に反響があり、子どもの間でもここまでのことが起きてしまうのか…と驚いた事例もあります。

小さい子だと3歳から、男女関係なく、被害者にも加害者にもなりえます。みんな他人事ではないことをわかってもらえたらと思います。



子どもが性的な映像を見て善悪の判断がつかないまま、興味本位で問題行動を起こしてしまうこともあります。


子どもが性に興味を持つこと自体は自然なことだと思いますが、善悪の判断がつかないうちは親が配慮する責任があると思います。

小さいうちは、被害も加害も関係なくみんなが被害者だそうです。善悪の判断がつかないまま興味のままに性的な問題行動を起こしてしまう子どもも、ある意味「被害者」です。

子どもが小さいうちからの性教育と大人の心構えでこういった被害者は減らせると思います。
私が2人の男子を育てる上で気をつけているのは下記のことです。

・性的で過激な映像が子どもの目につかないように配慮する
・他人のプライベートゾーンを見たり触ったりしてはいけないことを教える
・自分が触られたり見られたりしたら逃げる。もしされたら必ず大人に話す


このことを3歳の次男と6歳の長男にしっかり教えているおかげで、なにかあったときはすぐに報告してくれています。
起きて欲しくない「なにか」は息子たちの周りでも実際に起きています。
その度に、ちゃんと身を守る術を教えておいてよかったと思います。

次回は、私が小学校入学したばかりのころ、下校中に起きた性被害についてお話しします。

(今じんこ)

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