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重く硬い素材で万物のうつろいを表現するアーティスト。

  • 2020.1.23
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流れる時間の中で、降りそそぎ積もる形。

『青木野枝 霧と鉄と山と』

大気や水蒸気をモチーフに、鉄や石膏といった重く硬い素材を使いながらも軽やかに周囲の空気を纏う彫刻によって、万物のうつろいと生命の尊さを表現してきた青木野枝。常に展示場所に合わせて制作され、置かれてはその都度解体されてきた実践の軌跡から、世界に注がれる独特の眼差しを体感したい。

『青木野枝 霧と鉄と山と』会期:開催中~3/1府中市美術館(東京・府中)営)10時~17時休)月(2/24は開館)、2/12、25一般¥700●問い合わせ先:tel:03-5777-8600(ハローダイヤル)www.city.fuchu.tokyo.jp/art

※『フィガロジャポン』2020年3月号より抜粋

※この記事に記載している価格は、標準税率10%の税込価格です。

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