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2人に1人が、パートナーとの別れを考えている?

  • 2020.1.22
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ジジ・ハディッドとゼイン・マリクのように、パートナーとくっついたり離れたりを繰り返す人は多いのでは? 今回は、パートナーがいる人に対し、このまま付き合いたい理由または別れたい理由を聞いてみた。この内容をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

直近のパートナーと別れたときのことを思い出してみて。別れを切り出したのが自分だとしても、いざとなると複雑な心境にならなかった?

実際それはよくあること。社会心理学・パーソナリティ科学の専門誌『Social Psychological and Personality Science』に掲載された論文も、約半数の人は別れる前にどっちつかずの気持ちになることを示している。

ユタ大学とトロント大学の合同研究チームは、パートナーがいる人に対し、このまま付き合いたい理由または別れたい理由を聞いた。

多くの人は、「いまの関係に時間やお金を費やしてきたから」「いまの関係が改善する/パートナーが変わってくれるはずだから」といった理由で、このまま付き合っていきたいと答えた。また、「パートナーと密接な関係にあるから、別れたくない」と答えた人は66%に上った(これが最も多い回答だった)。

一方で、いまのパートナーと別れたいと答えた人の大半には、「けんかが多いから」「裏切られたから」という理由があった。実際に47%もの回答者が、人を欺く性質や不誠実であることを別れの理由に挙げている。

でも、何より注目すべきなのは、別れや離婚を考えている人の49%が入り交じった感情を抱えており、「別れようか、別れまいか」と心の中で葛藤しているという事実。このどっちつかずの気持ちは、お互いに依存し合っている“共依存カップル”に特に強く見られた。

「別れを切り出すにあたり、どっちつかずの気持ちになるのはよくあることです」と話すのは、『What About Me? Stop Selfishness From Ruining Your Relationship』の著者で恋愛エキスパートのジェーン・グリア博士。「2人の仲がうまくいっていなくても、相手の良いところはたくさんあります。その関係を終わらせることが正しいと確信するのは、とても難しいことですよ」

決断を下してから問題が浮上することもある。自分から別れたものの、「本当にこれで良かったのか?」と自分の決断を疑い始めれば前に進むのが困難になる。前述の論文にもあるように、「別れを切り出した人の方がつらい」というのはこれが理由。どっちつかずの気持ちは、くっついたり離れたりを繰り返す人が多い理由も説明している。

グリア博士いわく、2人の関係を終わらせる中で入り交じった感情を覚えるのは自然なこと。でも、別れたあとの自分の気持ちに意識を向ければ人生は再び楽しくなる。

「付き合っていたときに失いたくないと思っていたことを別の何かで置き替える努力をしましょう。新しいアクティビティや経験で欠けた部分を埋めるのです」

どうしても自分の気持ちが分からない? グリア博士によると、四六時中けんかしたり、相手を避けるために無理やり自分を忙しくしたりするのは、別れるべきことを示す明白なサイン。

別れたあとの自分が心配? SNSばかり見るのをやめ、ワクワクする予定を立てて。無料のデートアプリを使ってみるのも衝撃を和らげる上で効果的。

※この記事は当初、アメリカ版ウィメンズヘルスに掲載されました。※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。Text: Jessica Migala Translation: Ai Igamoto

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