1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. すべてが思い通りにいかない…! 専業主婦の育児が辛い理由【コソダテフルな毎日 第150話】

すべてが思い通りにいかない…! 専業主婦の育児が辛い理由【コソダテフルな毎日 第150話】

  • 2020.1.22
  • 97809 views

こんにちは。

近ごろは働くお母さんがフォーカスされやすいですが、専業主婦の毎日には光が当たりにくいような気がしています。

1日中子どもと離れずにいるって「かわいい」だけでは済まされない辛さがあります。

大変さが分かるからこそ、街の中で小さな子どもを連れているママを見ると、心の中でエールを送らずにはいられません。

時間通りに家を出て自分のペースで歩く。
たったこれだけの事でもなかなか思い通りにいかなかった、長男(5)・次男(2)・三男(0)のときのお話です。

■「水筒の蓋がない!」から始まった専業主婦の悲劇
長男が幼稚園に行ってる間、我が家には次男と三男がいます。

週初めの月曜日。
長男は新学期だったので、お道具の用意は完璧に準備しておいたんです。
あとは、水筒にお茶を入れて持っていけばいいだけ。

のはずだったのにぃ~~~

水筒の蓋がない!!


金曜日に洗ってそのまま所定の場所に置いてあったはずなのに、月曜日の朝になったらなぜか蓋がありません!

急いでるときの探し物って本当に困ります。
幼稚園バスの時間は8時10分。
時間は刻刻と迫っています。
犯人は分かっています。

絶対に次男です!
むしろ次男以外ありえない。

私:「ゆいたん、水筒のフタどこやった?」
次男:「とっこーー!?」(どこー!?)

いや、どこ~? じゃなくて…

私:「ねぇー、フタどこやった!?(泣)」

絶対覚えてないだろうなと思いながらも一応確認してみたけれど…

やっぱり全然覚えていませんでした!!

ソファの下も探して台所の床も探して、次男がよく隠すおままごとキッチンも探したけれどありません。

もう仕方がないから大人用の水筒にお茶を入れて、

私:「先生に『フタがないから、この水筒にします』って言っといて」

と長男に言い聞かせて持たせました。


さぁぁーーー!
靴履いてーー!
制服着てー!
行くよーーー!!
もう行かなきゃいけない時間になっているのに、次男はというと、ひたすらお着替え拒否です。

もうかれこれ10分ほど前から着替えよう、着替えようって何度も声かけてるのに、

ずーーーーっと拒否!

私:「もういいよ! 着替えるのいやなんだったら置いてくよ!?」

てっきり嫌がると思ったのに、

次男:「うん! いーよー!」

まさかのあっさり。
じゃぁ、わかった。
バイバーイ!!

次男:「うぎゃぁぁーーーー!! いくぅ~~! いくぅ~~~!!」


毎回このやりとり。

どうせ泣いてついてくるのに、なんで無駄な抵抗をするんだか。

ようやく降参した次男を着替えさせようとしたら…

うわぁぁぁぁ。
しれッと…

う ん ちしてる


絶句。
出かける間際のうんちって。

腹立てちゃいけないけど…絶対もっと前に出てたよね!?
これ、出てからだいぶたってるよね!?

だったら教えてよぉ~~~~~。
こんな間際に発見したらバスに遅れるでしょうが!!

玄関で大急ぎでオムツを脱がせ、風呂場でお尻を洗いオムツを替えさせました。

ぜーはーぜーはー。
三男(0歳)はまだ寝てるから、起こさないようにベビーカーに乗せようとたくらんでいたのに…


あとは靴を履くだけでよかったはずの次男が三男にちょっかいを出したため、出かける寸前に起きちゃったじゃないかあぁぁ。


三男:「うにゃぁぁ~~~~うにゃぁ~~~~~~(泣)」

あぁぁ…はいはい…
寝起き直後の三男をくるんでベビーカーに急いで乗せて!

やっっと出発!!

水筒の蓋はないし、次男は無駄な抵抗をするし、ベチャベチャうんちを黙っているし、三男は起こすし…。
家出るまでにどんだけややこしいんだっ!

この春からバス停が少しだけ距離が離れたので、気を付けながらベビーカーを押して全速力!!
いそげぇぇぇぇぇぇ!!


なんとか無事に送り届けまして…ぷすぷすぷす…

家に戻って、再度、蓋をもとめて部屋中を探し回ったら…。
ありました。

おままごとキッチンの下に転がっていました!!(犯人次男)
もうやだぁぁ~~。

おまけに、ここで私はあることに気がつきました。

しまった!!
今日は給食の日なのにお箸セットを入れ忘れてしまいました!!

あんなに新学期の準備は完璧にしたはずなのに、お箸セットを入れ忘れるというマヌケっぷり!!

いっそのこと知らんぷりして幼稚園で借りてもらおうかと一瞬脳裏をよぎりましたが、
ちょうどフタも見つかったことだし、ついでに水筒も替えようと思い、家事を済ませたら幼稚園に行く予定にしていたんだけれど…

ここからがまた進みません!!

なんだろうねー、もう。
スムーズに行くときはスムーズに行くけどダメな時は全然ダメです。

三男がグズグズ泣くからエルゴで抱っこしてたら、ブリブリブリーーーーー!!!! とビックリするぐらいのうんちを噴射。

エルゴをはずしてみてビックリ。



足から服からエルゴにまでうんちがはみ出て大変なことにーーーー。
あ…あぁぁぁ…(絶句)

全部脱がせて洗って着替えさせているうちに、今度はまたしても次男がうんち。

なんか…私、
ひたすらうんちの世話ばっかりしてる気がするのですが。
ダブルオムツの宿命を存分に味わう日々です。

抱っこしておっぱいあげて、うんち片付けて、着替えさせて…
次から次へと湧き出る用事を、
次から次へとやっつけてるうちに、
午前中なんてあっっっという間に過ぎていってしまいます。

ようやく家を出れたのは11時過ぎ。
急がないとお昼ご飯の時間になっちゃうじゃないですか!
急げ急げぇぇぇぇぇ!!

と思うけど、ビックリするぐらい歩くのが遅い次男…。おっそ。

公家の散歩かっちゅうぐらい遅い!!

のーーーーろのーーーーろのーーーーろのーーーーーーーろ。
(あぁ…早くー…早くしてくれーーーー…)

のーーーーーろのーーーーーーーろのーーーーーーろ。
(公家ーー…公家早く歩いてーーー…)


歩幅3センチずつぐらいしか進めず、めっちゃ時間かかってようやく幼稚園到着。
昼食にはなんとか無事間に合いました。

2歳といえどもまだシャキシャキ歩くわけでもないし、抱っこも要求してくるし、眠たくもなります。

幼稚園にお箸と水筒を届けたあとは小児科まで行かなくちゃいけなかったのですが、こうして長距離をベビーカーで移動していると、途中で2歳児が、歩くのもイヤ。となり

最終形態これ。


2歳児を背負って、片手でベビーカーを押す。

こんなのよくある主婦の日常です。

端から見たら全然大変さが伝わらないのですが、それでも頑張ってる私を、きっと誰かが分かってくれるはずって、自分で自分を励ましながら歩いていました。

すると、通りすがりのお婆ちゃんが「お母さんのために歩いてあげんさい」と次男を諭してくれました。

うぅぅ。
ありがとう。お婆ちゃん。

■当時を振り返って、いま思うこと
はぁ…今読み返しても壮絶ですね(笑)

毎日家と幼稚園と公園の往復で日が暮れて、今日1日何やったっけな…とか思うような毎日でも、子どもを育てるって社会においても人生においても大仕事なんだ、
私は今そんな一大プロジェクトをやっているんだと自分に言い聞かせて乗り切っていました。

今まさにかつての私と同じように子育てに追われる毎日にいる皆さん。

毎日本当に地味で同じ事の繰り返しで、どこか社会から隔離されているような気がしてくる時さえあるかもしれませんが、そんなあなたの頑張りをきっとどこかの誰かが見てくれているし、わかってくれていると思います。

大丈夫!

明日もヘトヘトになりながらもかわいい一瞬を見逃さないように頑張っていきましょう~~!!!

(オギャ子)

元記事で読む
の記事をもっとみる