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半日断食で心身共にスッキリ

  • 2020.1.15
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お正月太りや、胃腸の疲れを感じていませんか?

胃腸は、食べ物を消化するだけでなく、感情も消化しますので負担のかかりやすい臓器です。

年末年始に酷使した胃腸を休ませ、増えた体重を戻すには、断食が有効です。

断食はハードルが高いという方におすすめ「16時間断食」

これは夕食を食べた後16時間空け、1日2食にするという断食法。

前日20時に夕食を終えたら、睡眠も入れて16時間後の翌日12時に昼食を摂り、朝食を抜くだけです。

夕食を抜くという形でも良いのですが、腸のデトックスを考えるのであれば、消化の時間帯である朝に食事を抜き、体内の老廃物の排泄や解毒に充てる方が効果的です。

朝は白湯をたっぷりと

朝は、白湯や水分(ノンカフェイン、ノンシュガーのもの)をたっぷり摂り、何か食べたい時は具なしの味噌汁や果物、酵素ジュースなど消化を促す発酵食品や酵素が含まれるものを摂ると良いでしょう。

その後の食事は通常通りで大丈夫ですが、胃腸の調子が悪い時は油ものを控えたりするなど多少配慮をした方が良いでしょう。

1食抜くのでダイエットになりますし、腸内環境が良くなるので便通も良くなり、お肌がツルツルになりますよ。

腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す為に、ウォーキングを行うとさらに効果的です。

朝食セーブで日中を快適に

朝はしっかり食べないと元気が出ないと思いがちですが、成長期や日中の運動量が多い方でなければ、食べない方が活動的に動けたりします。

消化にはかなりエネルギーを使用するので、食べた後は頭がボーッとしたり、眠くなったりします。

朝食を抜いたり、控えたりする事は慣れてくると日中を快適に過ごせるようになります。

16時間断食は、食べ過ぎた翌日の朝に行ったり、週末に行っても良いでしょう。

加齢により、代謝は落ちていき、消化する能力も低下していきますので、美しく健やかである為には、消化を促す工夫をしたり、胃腸を休ませる事が大切です。

16時間断食は、朝食に充てていた時間を他のことに使えるので、朝の忙しい時間帯に余裕が生まれるのも良いですよ。

断食を行うと食に縛られている事に気づかされます。

ある程度の年齢になったら、何事にも手放す勇気が必要です。

習慣化している事や当たり前と思っている事を変える事にチャレンジする事は、新たな気づきのきっかけになります。

手軽に出来ますので、是非行ってみて下さい。

管理栄養士 宮本そのみ

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