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国王夫妻の来訪は実話がベース。【映画『ダウントン・アビー』にまつわる秘話】

  • 2020.1.15
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ダウントン・アビーには、当主のグランサム伯爵ロバート・クローリーと、その妻でアメリカ出身のコーラ、長女メアリーとその息子、亡き三女シビルの夫トム・ブランソンと娘が暮らしている。
DOWNTON ABBEYダウントン・アビーには、当主のグランサム伯爵ロバート・クローリーと、その妻でアメリカ出身のコーラ、長女メアリーとその息子、亡き三女シビルの夫トム・ブランソンと娘が暮らしている。

映画『ダウントン・アビー』のストーリーは、ファイナル・シーズンの最終回から2年後の1927年、ダウントン・アビーへの国王夫妻来訪が決まったところから始まる。物語はもちろんフィクションだが、これは実話を元にしたストーリー。ダウントン・アビーはイギリス北東部のヨークシャーにある大邸宅という設定だが、映画に登場するジョージ5世とメアリー王妃(エリザベス女王の祖父母)は、1912年にヨークシャーにを訪問している。

ご息女のメアリー王女を伴い、ダウントン・アビーを訪れた国王ジョージ5世とメアリー王妃。
DOWNTON ABBEYご息女のメアリー王女を伴い、ダウントン・アビーを訪れた国王ジョージ5世とメアリー王妃。

ヨークシャーのカントリーハウスが国王夫妻をお迎えするために、主人である貴族も使用人たちも奮闘するという設定は、群像劇である『ダウントン・アビー』を2時間かけてたっぷり描くのにぴったりだと製作・脚本のジュリアン・フェローズは語っている。「キャラクターそれぞれの役目は違うが、彼らは同じゴールを目指している。国王夫妻来訪の成功だ」

グランサム伯爵邸のモデルとなったのは、英国バークシャー州に実在するハイクレア城。
DOWNTON ABBEYグランサム伯爵邸のモデルとなったのは、英国バークシャー州に実在するハイクレア城。

1735年からトマス・ウェントワース(後のロッキンガム侯爵)が建設に着手し、イギリスで最長となるファサードを擁するウェントワース・ウッドハウスは、約40年の年月をかけて完成させた。現在は保護団体によって運営され、過去にも映画『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(17)やドラマ「女王ヴィクトリア 愛に生きる」などの撮影も行われている。

ちなみに劇中で国王夫妻が訪問するもう一つの邸宅、ヘアウッド・ハウスのボールルームとして撮影にも使用された。

Text: Yuki Tominaga

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