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職場で年賀状って出す? 令和時代のオフィスの年賀状事情を大調査

  • 2020.1.14
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出典:シティリビングWeb

伝統ととるか、無駄ととるか…職場での年賀状の立ち位置とは!?

年末年始の恒例といえば、年賀状。実は起源は平安時代までさかのぼるほど、日本では古くからおこなわれている習慣であり、もはやひとつの文化です。しかし、メールやSNSなど伝達ツールが豊富な令和時代ともなると、ハガキでの挨拶状の衰退が否めないのも事実。そこで今回は、現代の職場での年賀状事情を調査してみました。

Q.2020年の年賀状、仕事で出す?
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出典:シティリビングWeb
グラフデータ

出さない…62%

出す…38%

※シティリビングWeb読者を対象としたWeb調査

※有効回答数:52人

※アンケート実施期間:2019/12/11~2019/12/25

忙しい師走に手間がかかりすぎる! 仕事の年賀状は廃止

大変なので、部署内で申し合わせて廃止した(みー)

ハガキもメールも出しません。普通に仕事して、社内も社外も1月最初のメールで挨拶する程度。それも中旬を過ぎ、後半になってくると、「いつまでお正月気分なの?」と自分ツッコミしてしまうので、だんだん通常モードになります(みゆき)

今の職場にきて、前任者が残した物を見て、昔は年賀状を出していたんだなぁとわかりました。私のときにはすっかりそういう習慣がなくなっていて良かった(梨団子)

仕事関係の年賀状は廃止になっているので楽です。個人的に仲良しの人でも、社内では出していないみたいなので、それに合わせています。その分プライベートで仲のいい人たちには手書きの年賀状を書くようにしています(うに)

以前働いていた会社では、12月になると社員の住所録が回ってきて、普段話すこともない人から年賀状が届いて迷惑だった。今の会社はそういうこともなく、純粋にプライベートのみだけなので、本来の年賀状の趣旨に沿っていると思う(A.H)

直接会って挨拶がベストだと思います(チビ)

会社から出す年賀状は、15年以上前に廃止されました。それ以降は、会社でというより、個人で出す相手を判断して、個人で文章を作成してメールします。ただでさえ、忙しくてバタバタする時期に形式だけのことなんてと思うのですが、書いているうちに、感謝や親しみが思い起こされてつい気持ちがこもってしまいます。これも日本の文化と考えて、風流だと楽しむように努力しています(りん)

日本の文化、もらうと案外うれしい…年賀状出します

総務として年賀状の印刷があり、社内でデザインから印刷まで対応しているが、枚数が年々増えてきているので、どのタイミングで外部発注するのが時間的にもコスト的にもいいのか悩ましい。でも会社にくるたくさんの年賀状のお年玉を確認するのが、年明けの楽しみだったりする(たのん)

毎年恒例に干支のイラストを書いて出します。もちろん手描きですね(グローブ)

私は手作り派、手書きコメントも書いて送ります。 元上司に送っていますが、その人は送る相手が多いからかメントなしです。他の元上司の人でコメントを書いてくれる人もいて、その一言があるかないかで気持ちが違います(ぽんぽん)

以前働いていた会社の直属の上司、新人時代からお世話になっていた先輩社員とは毎年恒例の年賀状。辞めてからもちょこちょこ連絡したり、年イチの行事のやりとりができる関係っていいなぁと思っています。ずっとこのお付き合いは続けたいと思うほど大切な人たちです(ぺんた25号)

習慣で出しているけれど、実はもうやめたい…

関わった人全員に1枚ずつ出しているけど、1月1日は誰も会社にいないし、正月開けにしか見ないのに、年賀状を出す必要があるのか疑問…。古いタイプで接待してなんぼと思っている上司からは、「出すことに意義がある。クライアントは必ず1人ずつ出すように! 営業部御一同様なんて絶対あり得ない」と言われた。そこまで言うなら、一枚一枚手書きで一言メッセージを書くべきだと思うが、それはしなくて良いらしい。ますます謎(kk)

毎年年賀状のデザインをいくつか考え、社長の許可が下りるまでひたすら考える…。正直みんな年賀状のデザインを考える暇なんてないし、師走の忙しい時期に勘弁してほしいって心底思っています。写真や絵も探さないといけなくて、本当にめんどくさい。「会社の年賀状なんて、誰も見てないよ!」って思いつつ、毎年やってます(1000R)

仕事上でのお付き合いだけですし、時代の流れから言っても、年賀状は出さなくていいと思います。お金も時間ももったいないだけです! ただ…強制みたいな空気があってやめるにやめられません。空気を読まず出してない人もいるし、今年から年賀状やめます、と社内メールで連絡してきた人もいますが…自分も便乗しようかと悩み中です(salt0923)

昔の上司に毎年年賀状を出しているのですが、既に退職して年賀状以外お付き合いがありません。永遠と続けないといけないのかな?(たけりん)

年賀状で「ストレス!」 失敗・残念エピソード

同じ人から、裏が真っ白の年賀状が2枚も届きました(ゆゆと)

私は事務職。出す人のリストを営業にまわしてチェックをしてもらうのですが、営業が適当なので亡くなった人に出してしまった(ハナ)

やり取りのある企業や担当者へ毎年年賀状を送るのはいいのですが、その送付先リストの修正を各営業担当者に任せるといつも間違えます。「変更箇所のみ色字にしておいて」(=去年から変更なければ黒字にして)と指示を出しているにも関わらず、去年の変更箇所で色が変わっているところを黒字にを変えず。そのまま今年分を修正するから、結局変更箇所がわからず、毎回100件全てを見直すことに。通常業務よりもずっと過酷です(まっきぃ)

総務なので仕事始めには8時から社長室のある別オフィスへ出社し、数千枚の年賀状の仕分け作業です。あまり態度の良くない男性社員がいて、挨拶しても返してこないので、毎年新年からいや~な気分になります(ところてん)

本来は年賀状担当のお局さまが、「私はやらない」と言ったため、立場の弱い男の人たちがやらされている。気の毒(すわ)

昔、上司に賀正と書いて、注意されました。失礼らしいです。それからは相手によって文言を変えるようにしています。考えとしては、年上には丁寧に、年下でも失礼のないように書こうと考えています(スッチー)

同じ部署の男性から家族写真の年賀状をもらっていたが、来なくなったな、と思ったら離婚していました…(フニフニ)

営業マンが年賀状を出すのはいいけど、自分でやってほしい。 事務員に年賀状作成頼まないで!(HI)

出さない人が6割以上。手間はかかるけれど楽しみにしている人も

仕事での年賀状を「出さない」と答えた人が6割を超え、職場での年賀状交換は衰退気味の傾向が見える結果に。さらにメールではもっと顕著で「仕事での年賀メールは出す?」という質問では、8割以上が「出さない」と回答。仕事関係への挨拶は、仕事初めの直接の挨拶で済ませることが主流のよう。

また、会社でオフィシャルの年賀状を「用意している」と答えたのが44%に対し、「何も用意していない」と答えたのも42%。会社の立場としても、年賀状の習慣を続けるかどうかは、ちょうど半々くらいになってきているようです。

会社の年賀状を用意するのは当然社員。担当になっている人の意見では、年末の一大業務として「負担になっている」といった声も聞かれました。しかし一方で「年始に届いた年賀状を読むのが楽しみ」という前向きな意見も。年賀状業務と上手に付き合うには、手間と楽しみのバランスがポイントなのかも…!?

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