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泉里香さんに聞く!“20代より輝く30代になるには?”

  • 2020.1.27

映画『記憶屋 あなたを忘れない』に出演している泉里香さんが2回目の登場! モデル、女優としてステップアップし続ける泉さんに、「自分らしさ」について聞いてみました。30代になり、仕事を楽しむ余裕がちょっとだけできたという泉さんが素敵な理由とは?

20代に比べると余裕が出てきました。今は自分をいい意味で甘やかせるようになりました

――1年ぶりのご登場となりますが、この1年は泉さんにとってどんな時間でしたか?

「とても充実した1年でした。いろんなことがありましたし、ステップアップできる場面にもたくさん出会えた、いい1年だったかなと思います」

――自分らしく生きられた、自分らしい選択ができたと思える1年でしたか?

「はい。自分らしい選択をして歩めているかなと」

――日々生きていると、いろいろと選ばないといけない局面がありますが、仕事でもプライベートでも何かを選ぶときの基準を教えてください。

「自分が進みたい道、ここなら踏み出せると思える……そういう基準でしょうか」

――大変そうでも進みたい?

「なんか……ワクワクする道かな。『ここかも!?』ってカンが働くというか。それが基準かもしれないです」

――昨年は30歳になったばかりでしたが、1年経っていかがですか?

「あっという間でした。20代に比べると、余裕は出てきたかもしれないです。少しずつ、自分を良い意味で甘やかせるようになってきたかなって感じはします」

――以前は自分に厳しかった?

「めちゃめちゃ厳しかったです。でも、今はどんな自分でも受け入れられるし、いい意味で許してあげられるようになりました」

泉里香さん

基本は怖がり。いろんなことをちゃんとしなきゃと思うから人からは真面目と言われます

――泉さんは男性からも女性からも人気がありますが、その秘訣を教えてください。

「ええっ!? 私、モテてますか? 大丈夫かな(笑)。何だろう……そうだったらすごくうれしいことですが、男性ウケ、女性ウケどちらかを意識して決め込むのではなく、大切なことはやはり自分らしくいることかなって思います」

――TRILLは自分らしさを大事にしているメディアなのですが、泉さんにとっての自分らしさとは?

「難しいな(笑)。自分らしさとは……? こんな感じです。ただ周りからは真面目だねとは言われます。考えすぎてしまうところもあるからだと思うんですが」

――周りから見てもわかるくらいに真面目ということは、常にいろんなことを考えているんでしょうね。

「多分、基本的に怖がりなんです。だからちゃんと準備しなきゃと思うし、そうしないと落ち着けない。いろんなことをちゃんとしなきゃ、きちんとしなきゃって思って、自分を落ち着かせるためにも慎重になってしまうのかなって。性格的なベースはそこなのかなって気がします」

――モデルとしては経験豊富ですが、女優としてはまだ不安なことも多いのでしょうか?

「まだまだ不安なことだらけです。セリフをブツブツ言いながら寝てるみたいなこともあります。逆に睡眠学習で予習できているのかな(笑)」

泉里香さん

”自分が経験してこなかった人生を歩む”、それが演じることの魅力

――お仕事では次々とオファーを受けていらっしゃいます。次のお仕事に繋げるために意識していることはありますか?

「楽しむことかな」

――雑誌『Ray』で専属モデルを始めたばかりの頃は、具体的な目標を立てて、一歩一歩着実に進んでいらっしゃったと前回のインタビューでおっしゃっていました。それは今も同じですか?

「今ももちろん目標は立てています。そしてそれプラス楽しむことを大事にするようになりました」

――女優としても良い作品への出演が続いていると思うのですが、演技のおもしろさってどういうところですか?

「難しさがおもしろさなのかな。人を演じるって不思議な感じがします。自分が経験してこなかった人生を歩む感覚になるので」

――自分が経験してこなかった人生を歩むためには、想像力が必要だと思います。そんなイマジネーションを養い、豊かにするためにしていることは?

「人間観察もすごくするようになりました。人を見て観察して、いろんな人と会って、接して話して。そういうことが大切なんだと思います」

――お友達に会うことも役立ちそうですね。

「もちろんそうです。違う仕事をしている友達って、私の知らない人生の話をしてくれる。仕事のことや人生のこと、それもプラスになるし、人と話すこと、接することは大事ですね」

泉里香さん

――映画『記憶屋 あなたを忘れない』では弁護士のアシスタントを演じていらっしゃいました。どんなことを心がけて演じていらっしゃいましたか?

「ひたむきに仕事を頑張る、芯のある女性を表現したいと思いました。でも女っぽくなりすぎず、仕事が好きで憧れの高原先生のために、一生懸命働く姿を出したいと思いながら演じました」

――監督とは役についてどんなことを話されましたか?

「脚本(ホン)読みのときに、自分の思う通りにやってみたら少し強さが足りないと指摘されたので、そこから撮影に入るまでにどうやって強さを足そうか考えました。クランクインしてからも、監督からもう少し芯の強さが欲しいというリクエストがあったので、監督と話し合いながら撮影していきました」

――とてもせつないストーリーでしたが、もし自分だったら記憶を消してもらいたいと思いますか?

「本当に自分の力でどうしようもないことだったらお願いするかもしれないです。でもお願いせずに頑張って生きていかないといけないのかなって、私はこの映画を通して感じました」

自分をリセットしてポジティブに進んでいきたい

振り回されることなく、自分らしく「ブレずに」を心がけています。

――TRILLユーザーは25歳から35歳の女性が多いのですが、中には世間一般の常識に縛られている人もいます。そういう世間的な常識にとらわれることってありますか?

「何かに振り回されることもなく、ブレずに歩きたいなと思って、そう心がけていますが...私もブレやすいです。人間なので(笑)。おまじないみたいな感じで自分に言い聞かせています」

――気持ちがブレたときはどうしますか?

「映画『記憶屋 あなたを忘れない』に掛けて、『忘れっぽいですか?』ってよく聞かれるんですが、私は良い意味で本当に忘れやすくて(笑) でも忘れることによって、自分がリセットされているので、そこはプラスかなと。忘れっぽくてありがとうと思っています」

――クヨクヨしてもしょうがないってことですね(笑)。

「そうなんです。クヨクヨしてもしょうがないし、ネガティブになるよりも、ポジティブに考えて前に進みたいって気持ちのほうが、私は大きいです」

いずみ・りか/1988年生まれ、京都府出身。2008年から雑誌『Ray』の専属モデルとして人気を集める。2019年3月から雑誌『Oggi』の専属モデルとして活躍中。また女優としてドラマ『スキャンダル専門弁護士QUEEN』、映画『春待つ僕ら』などに出演。
映画『記憶屋 あなたを忘れない』
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※当キャンペーンは終了いたしました。ご応募ありがとうございました。

Movie, Photography & Design:dely
Writing:Yuko Sakuma
Edit:Natsuko Hashimoto(TRILL編集部)

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