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令和初のお正月!子どもは冬休みをどう過ごす?

  • 2020.1.3
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今年の年末年始は最大9連休となり、子ども達の冬休みも長い傾向にあります。休みを利用して旅行に行くなど予定があればいいのですが、特にない場合長い休みに何をすれば良いのか頭を悩ませるところ。冬休みの過ごし方と、冬休み明けに備えた勉強法を見てみましょう。

年末年始はどう過ごしている?

年末年始の過ごし方は皆どうしているのでしょうか?

1. 実家に帰省 51%

2. 何もしない 31%

3. 国内旅行 8%

※ベネッセWebアンケートより

年末年始は実家に帰省するという人が一番多いですね。冬休みにはお正月があるので、親戚一同が揃うという家庭も多いのでしょう。特に実家が遠い距離の場合は、これを機会に両親・祖父母などに会いに行くことが出来ますね。父方・母方と実家がある場合は両方に顔を出すという方もいるでしょう。

そして何も予定がないという方が約3割となりました。家族全員で帰省すると交通費がバカにならないという声もありました。家でのんびり過ごすという中でも、おせち料理を囲むなどでお正月を楽しむ人がほとんどのようです。また、仕事柄逆に年末年始は全く休めないのでいつもの休みと変わらないという人や、年末年始は病院に行けないので、病気にならない為に外出を控えるという人もいました。

子どもにおすすめの年末年始の過ごし方

実家に帰省しない場合もそうですが、帰省しても一緒に遊ぶ子ども(親戚など)がいない、遊ぶおもちゃがないなどで過ごし方に悩む場合があるでしょう。年末年始のオススメの過ごし方をご紹介します。

・初日の出・初詣

この時期の日の出は7時前後となります。早起きをして初日の出を見に行くことは、子どもにとって良い経験になるでしょう。初詣も、年始めを気持ちよく迎える為にいいですね。子どもがまだ小さい、混雑している所に行きたくないという場合は、近所の神社にお詣りするのもいいでしょう。生活圏にある神社は、一番身近に守ってくれる守り神様です。

・初売り

お正月には福袋が売っていますね。子ども服などもお手頃で手に入れるチャンスですが、子どもと一緒に出掛けて自分で選ばせるのも運試しのようで楽しいですね。また、いただいたお年玉で買い物をしてみるというのもいい経験です。欲しい物とその金額を考え、予算内で買える物・数を考える練習となります。

・書初め

書初めは運気がアップする行事です。今年の抱負を書初めにしたためると気が引き締まりますね。初夢を忘れない内にしたためるというのもオススメです。

・イベントに参加する

お正月休み中は、各地で様々なイベントが行われています。料理教室やアートフェスタ、プログラミング、未就学児でも参加できるワークショップなどが、500円~1500円程度で出来るところが多くあります。習字教室や、「冬休みの書初め・宿題をここで終わらせよう」など宿題に直結するイベントなどもあり、楽しみながらやるべきことを終わらせることが出来て一石二鳥ですね。カレンダーや伝統的なオモチャを作るなど、作ったものを持ち帰ることが出来れば参加後も楽しめますね。

また、神社やお寺でのお餅つきなど、町内のお祭りやイベントに参加できる場合もあります。自治体のホームページをチェックしてみるのもいいでしょう。

・DVD鑑賞

長い休みを利用して、映画やアニメをじっくり観るのもいいですね。DVDをレンタルするのも良いですが、最近は動画配信サービスを利用する方も多いです。好きなアニメの配信を一気見するのも贅沢ですね。

・スケートリンクに行く

体を動かしたいという人にオススメです。公園で遊ぶのは寒く天候も影響しますが、気温が低くても室内にあるスケートリンクでは、熱中して動くこともあり寒さを感じないものです。バランス感覚も身につき、普段使わない筋肉を使うのでいい疲労感があります。

冬休み明けに向けて学習習慣を身につけよう

ママが仕事をしていても、夏休みや春休みと違って親も長い休みになることが多い冬休み。学校の宿題もあまり量が多くないので、子どもの勉強をじっくり見てあげることが出来る貴重な時間です。イベントが目白押しの冬休みですが、約2週間を全く勉強せずに過ごすのはもったいないですね。この時期の過ごし方が新学年への勉強にも影響を及ぼします。どんな風に過ごせばよいでしょうか。

まず冬休みに入ったらすぐにスケジュールを立てましょう。遊びの予定も含め、宿題をいつ行うかも決めておきます。宿題に関しては、急な予定などを考慮して余裕のあるスケジュールにしておきたいですね。

冬休みはイベントなどで忙しいという家庭も多いと思います。しかし極力毎日学習する習慣を身につけることで、日々の習慣に勉強を定着させるチャンスです。5~10分の時間でも良いのです。むしろ長時間の勉強よりも短時間集中することで学力が身につくと、「100マス計算ドリル」でも有名な陰山英男先生もおっしゃっています。

学年別に詳しく見てみましょう。

・低学年

「読めない・書けない漢字」や「計算の繰り上がり・繰り下がり」などの苦手分野を反復練習し、苦手科目を得意分野に変えていきましょう。計算が苦手なら、指を使ったり図に書いたりして視覚で理解していきましょう。慣れてきたらドリルなどを取り入れ何度も同じ問題を解きます。毎日同じ問題をやることでどんどんタイムが縮みます。そういう目に見える成果が達成感となり、勉強が楽しいと思えるようになります。

冬休みが終わる前に目標をマスターできたら、冬休み明けの漢字などを予習しておきます。授業で習うことを先行体験できると理解が早まり、「すらすら分かっておもしろい」と感じることで勉強好きな子になれるのです。

冬休みの機会に、正月の伝統や常識を実体験と共に知るのもいいでしょう。言葉を覚えながら体験することですんなり頭に入ります。

・中学年

理科や社会といった新しい科目が仲間入りし、膨大な暗記が増える為理解が追い付かなくなる時期です。理解出来ないと勉強が面白くなくなり、それが苦手意識となって成績が下がることにつながります。特に暗記が増える理科においては、苦手な分野を徹底的に復習します。例えばつまづきやすい「物と重さ」であれば、「切り餅と鏡餅は形が違うけど重さが同じ」など身近なもので実体験をしながら理解を深めていきましょう。

社会は日常生活に結びつけやすいので、地域の行事に触れながら歴史や地理を学びましょう。

中学生になった時につまづかない為に、間違った時になぜそうなのか、何が違ったかを納得できるまで考えるクセをこの年代でつけておきます。解く過程をしっかり考え理解を深めましょう。

・高学年

高学年になると、中学校で必要な知識の総復習が宿題となっていきます。何となく分かったつもりでいると、中学生になって急に成績が下がるという事態が起こりえます。「解き方」を知るのではなく「理解」することを重点に置き、苦手の克服に時間をかけましょう。

理解しているかどうかを知る為には、普段の何気ない会話で「今学校で何を勉強しているの?」などと聞いて引き出します。答える中でネガティブな感情が見て取れたら、本人が無意識の内に苦手である可能性が高いです。一緒に問題に取り組んだり子どもに説明をさせてみたりして理解度を確認し、理解不足をしっかり解消しましょう。

お正月を感じられるものというと、食べ物や昔ながらの遊びがありますね。特に予定のない年末年始であっても、おせちを食べたりすごろくなどの遊びをしたりしてお正月を体感し、それについて家族で会話をしてみるといいですね。のんびり過ごしながらも有意義な休みとし、いい一年の始まりにしたいものですね。

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