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年末年始のおもてなしに!ササッと作れる自慢のひと皿+簡単2皿のレシピ

  • 2019.12.29
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おもてなしというと、初めて作るハードルが高めな料理に挑戦しがちですが、思い通りの仕上がりにならなかった…という失敗も生まれがちです。今回ご紹介するのは、自慢のメイン料理にササッと作ることができる副菜2品を加えた計3品の、簡単に作れるおもてなし料理。おもてなしの機会が多いこの季節、必見です。

主菜はお鍋ひとつで完成する「シュークルート風煮込み」

最初にご紹介するのは、メイン料理のシュークルート風煮込み。フランス・アルザス地方の郷土料理で、塩漬けキャベツを野菜、ハムなどと一緒に蒸し煮にして作ります。ほどよい酸味とベーコン・ソーセージのコクのある味わいがマッチした一品です。

材料
  • キャベツ・・・1/2個
  • にんじん・・・小 1+1/2本
  • 玉ねぎ・・・1個
  • じゃがいも・・・小4個
  • ブロックベーコン・・・1.5cm幅4枚
  • 太めのソーセージ・・・4本
  • ローリエ・・・1枚
  • 水・・・2カップ
  • 塩・・・小さじ1
  • ディジョンマスタード(または粒マスタード)・・・適量
  • 黒粒胡椒(叩いておく)・・・適量
作り方

1. まずは野菜のカットから。キャベツは芯に近い部分と葉に近い部分に分け、それぞれ大きめの一口大に切ります。にんじんは1本のものは長さを半分にした上で、太い方は縦に半分にカット。玉ねぎは写真のように4等分に切ります。じゃがいもは小さいものなら丸ごと、大きいものなら半分または4等分に切っておきましょう。

2. 鍋の中にキャベツの芯に近い部分・にんじん・玉ねぎ・じゃがいも・ベーコン・ローリエ・水・塩を入れ、蓋をして中火にかけます。煮立ったら火を弱めて15分ほど煮込みましょう。

3. にんじん・じゃがいもに竹串を刺し、ほぼやわらかくなっていたら、キャベツの葉・ソーセージを加えて蓋をし、再び6〜7分煮込みます。煮汁の味見をして、薄い場合は塩を適量加えて味を整えたら完成です。



食べる際にお好みでマスタードや黒胡椒を振りましょう。

1皿目の副菜は、簡単に作れて個性的なサラダ

次は、副菜一皿目の「かぶと白ぶどうとブルーチーズのサラダ」のレシピをご紹介します。
個性的なブルーチーズがアクセントとなるサラダで、赤ワインにも白ワインにも、さらにスパークリングワインのお供にもおすすめです。

材料
  • かぶ・・・小4個
  • 白ぶどう(皮ごと食べられる種なしのもの)・・・小12粒
  • ブルーチーズ(ゴルゴンゾーラなど)・・・50g
  • 塩・・・小さじ1/3
  • レモン汁・・・大さじ1
作り方
  1. かぶは葉を切り落として1.5cm角に切り、ボウルに入れて塩をまぶして10分ほど置きます。
  2. ぶどうは縦半分にカットします。
  3. (1)のボウルにレモン汁・白ぶどうを加え、さっと混ぜて器に盛ります。
  4. (3)にブルーチーズをちぎりながら乗せたら出来上がり。

2皿目の副菜は、簡単・おしゃれな「ゆで卵のツナソース」

副菜二皿目は、半熟のゆで卵にツナソースをトッピングするだけのメニュー。とろとろの黄身と風味豊かなツナソースが絡んだコクのある一品に仕上がります。作り置きも可能なので、多めに作っておいてディナータイムの食卓に並べてみるのはいかがでしょうか。

材料
  • 卵・・・4個
  • イタリアンパセリ(またはパセリ)・・・適量
  • ツナソース
  • <A>
  • ツナ缶(チャンクタイプ)・・・2缶(140g)
  • 玉ねぎ・・・1/4個
  • パセリの葉・・・1本分
  • プレーンヨーグルト・・・30g
  • 塩・・・小さじ1/5
作り方
  1. 鍋でたっぷりの湯を沸かし、室温に戻した卵をお玉でそっと湯に沈めて6分間ほど茹でます。
  2. すぐに冷水にとって殻をむき、ペーパータオルで表面の水気をよく拭いてから器の上に置きます。
  3. フードプロセッサーに<A>を入れ、なめらかになるまで混ぜます。味を見て塩(分量外)で調味し、再び混ぜましょう。
  4. (2)に(3)をかけ、イタリアンパセリをトッピングしたら完成です。

一品豪華主義コースの簡単レシピが満載!

3品の段取りは下記のとおりに進めるとスムーズ。ぜひ、セットで作ってみてくださいね。
・「シュークルート風煮込み」を作る
・「かぶと白ぶどうとブルーチーズのサラダ」のかぶに塩をまぶす
・「ゆで卵のツナソース」を作る
・「かぶと白ぶどうとブルーチーズのサラダ」を完成させる

ご紹介したレシピが掲載されているのは、サルボ恭子さん著のレシピ本『おもてなしは一品豪華主義でいい』。

今回ご紹介したレシピ以外にも、フライパンで焼くだけのムニエルやパエリア風の一皿、混ぜるだけのカルパッチョや冷製スープなど、華やぎのある簡単レシピの情報が満載。

急な来客や気の置ける友人とのパーティーなどで役立つレシピが多数掲載されているので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。

writer / ちほ photo / 広瀬 貴子

取材協力

『おもてなしは一品豪華主義でいい
〜やりくり上手なフランス流は自慢のひと皿+かんたん2皿の3皿で〜』
発行:誠文堂新光社
定価:1,500円(税別)
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/35357/

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