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運命・禁断・男性同士の愛! 2020年、心を刺激する恋愛映画5選<邦画編>

  • 2019.12.26
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いよいよ新しい年の幕開けです。2020年、愛にあふれた1年を過ごしたい……!そんな気持ちを盛り上げてくれるのが、心を刺激するような映画たち。そこで2020年上半期に公開される、運命・禁断・男性同士の愛……さまざまな愛のカタチを描いた作品群をご紹介。どれも日本を代表する実力派俳優たちが、体当たりで挑んだ名作ぞろい。たっぷりと、めくるめく愛の世界に浸ってみましょう!

『ロマンスドール』

(C)2019「ロマンスドール」製作委員会

自身初のオリジナル小説を、タナダユキ監督自らが脚本・監督を手掛け映画化した大人のラブストーリー。主演に高橋一生、ヒロインに蒼井優を迎え、夫婦の変わりゆく感情をリアルに映し出す。
美人で気立てのいい園子に一目惚れして結婚するが、自分がラブドール職人であることを隠している哲雄。平穏で幸せな生活が続く中、仕事にのめり込むあまり、園子とは次第にすれ違いが増えていく。いよいよ夫婦の危機が訪れそうになったとき、園子が胸の中に抱えていた秘密をポツリと打ち明ける……。

(C)2019「ロマンスドール」製作委員会

<ここに注目!>
妻の秘密を知ったとき、夫はどうする?高橋一生の切ない表情にグッとくる!

小説「ロマンスドール」の発表から10年。タナダ監督自らメガホンを取り、純愛と性愛とドールが交差する新たな映画作品として命を吹き込みました。“ラブドール職人の恋と結婚”という、型破りな設定とセンセーショナルな展開にハッとさせられるだけでなく、タナダ監督がさすがの手腕で男女の心の機微を丁寧に描き出しています。幸せな結婚生活を送りながら、ラブドール作りに没頭する哲雄を演じるのは高橋一生。妻の園子に扮するのは、蒼井優。なんとも魅力的なキャストによる、夫婦役が実現しました。

『引っ越し大名!』やドラマ「凪のお暇」での好演も記憶に新しく、クセのある人物からコミカルな好青年まで幅広いキャラクターを自在に演じる高橋が、妻への愛情をうまく伝えることのできない不器用さと面倒くささを併せ持つ男性像を体現。妻の秘密を知り、切ない表情を見せる姿には胸が締め付けられます。また蒼井は、よき妻でありながら、胸の中の秘密をなかなか打ち明けられない園子の姿を繊細に表現。高橋と蒼井が微笑ましい新婚時代、相手を思いやりながらもすれ違っていく過程、もがきながらも本当の愛を見つけようとする男女の姿を、絶妙なコンビネーションで作り上げています。映画共演は『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりとなるふたりの、美しくも大胆なベッドシーンも必見です。

『ロマンスドール』
1月24日(金)公開
脚本・監督:タナダユキ
出演:高橋一生、蒼井優、浜野謙太、三浦透子、大倉孝ニ、ピエール瀧、渡辺えり、きたろう
公式サイト


『糸』

(C)2020映画『糸』製作委員会

長きに渡り人々の心を魅了している珠玉の名曲、中島みゆきの「糸」を、菅田将暉と小松菜奈のダブル主演で映画化。出逢いの糸が織りなす愛の奇跡を、平成史とともに描く。

13歳の時に出逢った漣と葵。初恋を味わいながらも、ふたりは遠く引き離された。21歳で再会を果たしたが、過ぎた時間は取り戻せない。そして31歳の現在……。平成元年に生まれた彼らはなんどもすれ違い、遠く離れ、それぞれの人生を歩んできた。平成の終わりに再会を果たしたふたりに待ち受ける運命とは? 平成という時代の変遷とともに、壮大な愛の物語がつづられる。

<ここに注目!>
3度目の共演! 若手実力派の筆頭、菅田将暉&小松菜奈が壮大な愛を紡ぐ

中島みゆきが、知人の結婚を祝して作り、1988年にリリースした「糸」。糸を人に見立てて、男女の出逢いと絆の大切さを歌ったこの曲は、数々のドラマやCMに起用されたほか、多くのアーティスたちに愛され、歌い継がれている名曲です。そしてこのほど、登場人物たちが“縦の糸”と“横の糸”となり、まるで一つの布を織り成すような物語として、同曲を映画化。ダブル主演として、これまで『ディストラクション・ベイビーズ』(真利子哲也監督)、『溺れるナイフ』(山戸結希監督)と壮絶な現場を共に乗り越えてきた菅田将暉と小松菜奈が、3度目の共演を果たします。

メガホンを取る瀬々敬久監督とは初めてのタッグとなる菅田は、「初めましての瀬々監督と、何度も共に闘ってきた小松菜奈というカップリングも純粋に楽しみです」と熱い意気込みを吐露。一方の小松は菅田を“同志”と表現し、「同志のようなふたりだからこそ紡ぎだせる空気感を大事に、一意奮闘しながら、丁寧に描いていきたいと思います」と並々ならぬ信頼感を明かすなど、彼らの巻き起こす化学反応に今から期待が高まります!

『糸』
4月24日(金)公開
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫
出演:菅田将暉、小松菜奈、榮倉奈々、斎藤工
公式サイト


『Red』

(C)2020『Red』製作委員会

大人の女性たちから支持を集めている直木賞作家、島本理生の問題作を映画化した禁断のラブストーリー。夏帆と妻夫木聡が濃密な大人の恋愛を体現し、新境地を切り開く。

一流商社勤務の夫と、かわいい娘、そして夫の両親と郊外の瀟洒な一軒家で同居をしている塔子。誰もがうらやむ生活を送っていた塔子だったが、どこかで行き場のない思いも抱えていた。そんなとき、10年ぶりにかつて愛した男・鞍田と再会。鞍田は塔子の気持ちを少しずつほどいていくが、彼にはある秘密があった。

(C)2020『Red』製作委員会

<ここに注目!>
禁断の恋の行く末は……夏帆と妻夫木聡が濃厚ラブシーンで魅了

衝撃的な内容で賛否両論を巻き起こした島本理生の同名小説を、『幼な子われらに生まれ』などで知られる三島有紀子監督が映画化。主人公の塔子に扮するのは、「真正面からの恋愛映画は今までやったことがない」という夏帆。かつて愛した男との再会で、身も心も解放していき、自由に美しくなっていく女性・塔子を大胆に演じており、女優としてまた新たな一歩を踏み出しています。そして、塔子が禁断の恋に落ちていく相手、鞍田を演じるのは妻夫木聡。憂いを帯びた色気を全身から放ち、強烈な吸引力で塔子だけでなく、観客をも惹きつける存在感はさすが!

10代の頃から役者業に打ち込んできた夏帆と妻夫木。2019年の夏帆は、口を開けば悪態ばかりのアラサーヒロインを演じた『ブルーアワーにぶっ飛ばす』や「いだてん~東京オリムピック噺~」などで今までに見せたことのない表情を披露。妻夫木もキュートな好青年だけでなく、『悪人』『怒り』など人間の影の部分も演じられる役者として、大いに飛躍しています。本作では役者として脂の乗り切った最中にあるふたりが共演を果たし、激しいラブシーンにトライ。会わずにいた時間を取り戻すかのようなキス、強くお互いを求め合うベッドシーンなど、その濃密度にドキドキすること間違いナシ。恋愛模様から浮き上がる、“女性の生き方”までをたっぷり堪能してみてはいかがでしょうか。

『Red』
2月21日(金)公開
監督:三島有紀子
原作:島本理生
出演:夏帆、妻夫木聡、柄本佑、間宮祥太朗、片岡礼子、酒向芳、山本郁子、浅野和之、余 貴美子
公式サイト


『窮鼠はチーズの夢を見る』

(C)水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会

多くの女性から支持を得た水城せとなの傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「爼上の鯉は二度跳ねる」を、行定勲監督が映画化。関ジャニ∞の大倉忠義と成田凌が初共演にして、恋に落ちていくふたりの男性を演じる。

広告代理店に勤める大伴恭一は優柔不断な性格が災いし、不倫を繰り返してきた。ある日彼の前に妻から派遣された浮気調査員として現れたのは、卒業以来会うことのなかった大学の後輩・今ヶ瀬渉だった。不倫の事実を隠す代わりに彼が突きつけてきた条件は、「カラダと引き換えに」という信じられないものだった。

<ここに注目!>
大倉忠義&成田凌、切なく狂おしい“男同士の恋”に落ちる!

セクシャリティを越え、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描いた人気漫画がいよいよ実写映画となって登場します。原作者の水城自身、「この漫画は大変熱心なファンの方々にご支持頂いてきた作品なので、これまでなかなか実写化のお話はお受けする勇気が出ませんでした」と心境を吐露。大倉、成田、行定監督という強力タッグが叶い、「きっと見応えあるフィルムに昇華していただけると期待しています」とコメントを寄せています。

主人公の恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』に続き、単独主演を務める大倉忠義。受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた恭一は、ある日、後輩の今ヶ瀬と再会。「昔からずっと好きだった」と想いを告げられ、今ヶ瀬の一途なアプローチに振り回されていくうちに、やがて胸を締め付けるほどの恋の痛みに翻弄されていきます。そして、そんな恭一を好きになってはいけないと頭ではわかっていながらも、彼への想いを募らせ葛藤する今ヶ瀬役を、『さよならくちびる』、『カツベン!』など話題作への出演が絶えない実力派・成田凌が務めます。大倉は「人が人を好きになるということに境界線はないということを、この映画を通じて感じてもらうきっかけになれば」と前のめりの思いを告白。色気と繊細さを兼ね備えた2人が織りなす、狂おしいほどの恋……。スクリーンから目が離せなくなりそう!

『窮鼠はチーズの夢を見る』
2020年上半期公開
監督:行定勲
出演:大倉忠義、成田凌、吉田志織、さとうほなみ、咲妃みゆ、小原徳子
公式サイト


『Followers』

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独自の感性で常に時代を切り取り、話題作を次々と発表している写真家で映画監督の蜷川実花にとって、初のドラマ作品となるNetflixオリジナルシリーズ。甘美な街TOKYOで、懸命にサバイブしようとする女性たちの人生が交差していくさまを描く。

人気写真家のリミは、仕事は順調だが、「子どもを持つ」という夢を叶えられないまま持ち続けていた。ある日、リミは撮影現場で女優志望のなつめと出会う。荒削りで自分を貫こうとする姿に、若い頃の自分を思い出し思わずシャッターを切る。リミが写真をインスタに投稿したことで、なつめの運命は一変していく。

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<ここに注目!>
カラフルなキャストが集結、女性たちへの愛にあふれた応援歌

『さくらん』で映画監督デビューし、『ヘルタースケルター』も大きな話題を呼んだ蜷川実花監督。2019年は『Diner ダイナー』『人間失格 太宰治と3人の女たち』と立て続けに映画が公開となり、“蜷川ワールド”ともいわれる、色鮮やかな独特の映像表現はもちろん、力強い女性像を描き出して多くのファンの心を鷲掴みにしました。その蜷川監督が、このほど主人公に抜擢したのは実力派女優の中谷美紀。金髪スタイルに変身し、圧倒的な存在感で人気写真家・リミを演じています。年齢を重ねてますます女優として輝きを放つだけでなく、プライベートでも文化や芸術への造詣を持つ彼女は、世界へ発信する“新しいTOKYOライフ”の主人公そのものと言えそうです。

中谷が「誰かが掲げた“女性の幸せはこうあるべき”という枠にはめられて、幸や不幸をジャッジされてしまいがちな女性にも多様な生き方があること。そして、人が社会と繋がろうとすればするほど、孤独を感じてしまうという残酷な現実がポップに、おしゃれに描かれていて、新たなドラマが生まれる予感がしています」と興奮を語るように、ときには愛や人生に迷いながら、今を生きる女性への応援歌ともなりそうな本作。若手実力派の池田エライザが女優の卵を演じるほか、夏木マリ、板谷由夏、コムアイら個性的な出演者が顔を揃えました。それぞれのファッションも大きな見どころとなりそうです。

『Followers』
2月27日(木)Netflixで全世界190か国独占配信
監督:蜷川実花
出演:中谷美紀、池田エライザ、夏木マリ、板谷由夏、コムアイ、金子ノブアキ、上杉柊平、ゆうたろう
公式サイト

Text: Orie Narita

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