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辛い冷え症を改善する!温めるべきポイントを専門家が解説

  • 2019.12.25
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ヨガインストラクター兼フィジカルトレーナーのHikaruです♪冷え症の方は秋頃からすでに手や足先が冷え始めますよね。冬場はとにかく冷えている場所を温めて、冬が過ぎるのを耐える…しかし辛い冷え症の方も、温めるポイントを変えるだけで手や足先はもちろん全身が温かくなるんです! 冷え症の方が温めるべきポイントとその理由をご紹介します!併せて冷え症を改善するために積極的に摂りたい食べ物、飲み物もご紹介します。室内でも屋外でも、このポイントを温めて冷えから解放されましょう!

部位別・冷え症の3つのタイプ

一言で冷え症と言っても、実は大きく分けて3タイプの冷えがあります。冷えのタイプを深刻度が低い順にご紹介しますので、自分がどのタイプの冷えか考えてみて、冷え症対策を行うと良いです。

末端冷え性タイプ

体の末端、特に手や足に冷えを感じるタイプの方です。筋肉不足や血行不足で体の末端の血液を心臓に戻せず、心臓から新しい温かな血液が送れなくなって末端が冷えてしまいます。末端冷えのタイプの方はとにかく血流を促進させるということが冷え改善のポイントになります。

下半身冷えタイプ

主に下半身の筋肉量不足で起こる下半身冷えタイプはデスクワークの方に多く、上半身は汗をかくほど温かくても下半身は触っても冷たいと感じるほど冷えていることがあります。

体の中で最も大きな筋肉の太ももの筋肉が不足することが大きな原因ですが、下半身を効果的に温かくするポイントを温めることで改善されます。

内臓冷えタイプ

内臓冷えタイプは最も深刻です。体の芯から冷えてしまっているので平均体温は低く、免疫力も通常より落ちていることが多くすぐに体調を崩しやすいです。内臓冷えタイプには様々な原因が考えられますが、ストレスによる自律神経やホルモンの乱れ、糖分の摂りすぎなど普段の生活環境が大きく影響しています。

内臓冷えタイプの方は規則正しい生活とバランスの良い食事、温めポイントを冷やさない、ということが改善の鍵です。

冷え症を改善する食べ物・飲み物

冷え症を改善する、積極的に摂ると良い食べ物、飲み物をご紹介します。まず、血行を良くしてくれるビタミンEを多く含むアーモンドなどのナッツ類や、落花生などです。そのままやヨーグルトなどに入れても良いですが、刻んでみそ汁などに入れても美味しく食べられます。

その他スパイスをうまく活用するのもおすすめです。特に冷えに効果的なのがペッパーやシナモン。豆乳で紅茶を煮出し、スパイスを入れれば即席チャイの出来上がりです♪冷えが辛くなる前に秋口から飲み始めるとより効果的です。

冷えを感じた際に温めるべき部位

仙骨

仙骨は下半身に繋がる血管が無数に存在しています。下半身へ通じる太い血管が直接温められることで下腹部を含める下半身全体が温まります。下半身冷えタイプの方は特にこのポイントを温めると良いです。

肩甲骨の間

肩甲骨の周辺には内臓に関係する神経が集中しており、個々を温めることによって体が芯から温まります。肩甲骨の間を温めることで全身の体温が上がり、これにより免疫力もアップします。内臓冷え体の方や末端冷えの方はこのポイントを温めると良いです。

ふくらはぎ

第二の心臓と言われるふくらはぎ。このふくらはぎは足先の血流を心臓に戻すポンプの役割がありますが、筋肉量不足でこれができなくなるとたちまち冷えとして現れます。しかしこのふくらはぎを直接温めることで血流が良くなり、足先だけでなく全身が温まると言われています。

末端冷えの方でも特に足先の冷えが辛い方はこのポイントを温めましょう。

辛い冷え症を改善するために

それぞれの冷えタイプ別に効果的な温めポイントをご紹介しました。上でご紹介した方法はとても効果的ですが、日常生活で階段を使うようにしたり通勤中の電車で踵を上げ下げするなど、ちょっとだけ筋肉を意識した生活に変えると冷えには更に効果的です。今年こそ、辛い冷え症を克服しましょう!

この記事の監修者

Hikaru

全米ヨガアライアンス 、フィジカルトレーナー、スポーツリズムトレーニング デュフューザー資格を取得。エアリアルヨガのスタジオで空中ヨガやフローヨガのレッスンを行っています!

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