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パパが号泣した日 自分の不甲斐なさを痛感した次女との面会【もりりんパパと怪獣姉妹 第21話】

  • 2019.12.24

前々回から次女が鼻骨折で即入院・手術になったお話を書いています。


今回もその続きです。



まだ読まれていない方は、よければこちらもどうぞ。



家のどこに何があるのかわからず、もっと色々と把握しておく重要性を痛感しつつ、どうにか準備ができた僕。



それから車で病院に向かいましたが、道中は大渋滞。到着する頃にはあたりは真っ暗になっていました。


そしてついに次女と面会するのですが…




そこにあったのは、いつもの活発過ぎて男の子と間違われるような姿ではなく。


あまりにも大人しく、そしてぐったりとしている次女でした。


そりゃあまだ手術が終わって数時間。
麻酔がきれて目が覚めたばかりなので仕方がありません。


それでも反応が見たい。
大したことのない手術だけど、元気な様子が見たい。
そう思って声をかけてみました。


だけど…。









今まで見たこともないような反応が("゚д゚)




嫁さんから聞いたのですが、次女は手術直前までは本当にいつもと変わりなく活発だったそうです。
終わったあと冷やし中華を食べることを楽しみにしつつ、向かって行ったそうな。

…さすがに麻酔をされるのはちょっと怖がっていたそうですけどね。



そして、手術は短時間で終わりまして。
麻酔も程なくきれて意識も無事に戻ってきました。
でも、ここからがちょっと大変だったそうで。



嫁さんも数年前に大手術をしているので経験したそうなのですが、麻酔が切れる時は倦怠感などで、どうしようもなくきつくだるくなることがあるそう。
次女さんもその状態になり、ちょっとした錯乱状態から泣き叫んで過呼吸になってしまいました。


(先生曰く、ここまで激しく暴れた子は久しぶりとのことでしたが(^^;)



そして、楽しみにしていた冷やし中華どころか食事もできない状態だったんですよね。そんな状態から少しだけ落ち着いてようやく一息ついたところでの僕の出現。



でも、僕は…








でも、僕は結局なんにもできませんでした。



家の中は何も把握できておらず、1つ1つ嫁さんに確認しないと荷物の準備すらできない。

そして、次女に対して寄り添って元気を与えることもできない。






なんにもできない、できなかった!!





親としてのあまりの自分の不甲斐なさに、涙が…


悔しい!!



でも、この時となりには長女が一緒に歩いていましたから、顔が見えないよう少し先を歩いて、うつむきながらこっそり号泣しましたが。


でもね。




なげいてもしかたがないですからね。



今回はこうなってしまいましたが、今後もいつ何があるのかなんて分かりません。
”もしも”の時の為に家の中のことはもっと把握しようと思います。



失敗は成長のチャンス。
それを教えてくれた次女に”ありがとう”と思うとともに、翌日の退院に向けて、様々な準備をがんばることを誓った夜でした。

(もりりんパパ)

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