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エイミー・ワインハウスの展覧会、グラミーミュージアムで初開催へ。

  • 2019.12.23
Photo_ Jeff Kravitz/FilmMagic
Amy Winehouse performs "Back to Black" on stage during the 2007 MTV Europe Music Awards held at the Olympiahalle on November 1, 2007 in Munich, Germany.Photo: Jeff Kravitz/FilmMagic

2011年に27歳の若さで亡くなったエイミー・ワインハウスを偲ぶ展覧会『ビヨンド・ブラック ザ・スタイル・オブ・エイミー・ワインハウス』は、2020年1月17日から4月13日に開催される。これが、アメリカで初のエイミーの特別展となる。

エイミーのキャリアを総括しインスピレーションの源や話題を振りまいたファッション、そして死後の遺産について振り返るという。ちなみに本人はスタイルと音楽の両方で、フランク・シナトラ、シャングリラス、エラ・フィッツジェラルド、ダイナ・ワシントンといった大御所から、ソルト・ン・ペパ、ナズ、ビースティ―・ボーイズ、ローリン・ヒル、アン・ヴォーグといった現役ミュージシャンまで、さまざまな影響を受けていたそうだ。また遺族らが設立した、子どもや若者たちの精神の健康をサポートするエイミー・ワインハウス基金の背景についても触れる予定だ。

エイミーの父、ミッチ・ワインハウスはこう話す。「エイミーはいつも私の母親を信用していました。祖母シンシアから、スタイル及び音楽の両方で多大な影響を受けていたのです。私を『タクシーを運転するシナトラ』と呼ぶのが好きでした。母方の家系もミュージシャンです。エイミーは、音楽の才能のみならず、ファッションをも世界にもたらしました。彼女のあらゆる創造の中に組み込まれた、その大胆かつ美しい精神を皆さんに見て欲しいと思っています。グラミー・ミュージアムでこれらのアイテムを展示しエイミーの遺産を称えることを楽しみにしています」

展示作品には、最後のライブとなったセルビアはベオグラード公演で着用したホルターネックドレスや2011年の夏のフェスティバルツアーで着る予定だったカスタムメイドのドレス、初公開となる手書きの詞や日記、ホームビデオなども含まれるという展示品の多くは2021年11月6、7日にビバリーヒルズのジュリアン・オークションズで行われる競売会に出品される予定で、収益はエイミー・ワインハウス基金の活動資金に充てられるという。

Text: Bangshowbiz

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