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「不倫相手にだって条件があるんです!」既婚男性が彼女にしたい女とは?【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.51】

  • 2019.12.22
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不倫したい男性はただ女と遊びたいってわけでもなかったりする。

単に他の異性と肉体関係を結びたい、一夜の情事や過ちとは違うからね。

不倫は”制約がある交際”だからこそ、逆にどんな女でもいいってわけじゃない。

男性だって女性と揉めるのも泥沼になるのも避けたいもの。

だから相手を見ながら不倫の恋に突入する。そこがワンナイトになるか付き合うかの違いだろうね。

男はね、「自分にとって“聡明な女”」を求めているものなのよ。

今回は、神崎桃子が「男性が不倫相手に求める条件をレクチャー」するよ。

ガードは固くないけど口は固い女、秘密を守れる女

・「おかしな話かもしれないけど『不倫恋愛にだってそれなりのルールがある』と思うんだよね。だから口の軽い女性とか飲みこみの悪い女性は無理。結婚してるのわかってて付き合うわけだからそこは理解してもらわないと。『週末お泊りデートしたい』『写真撮ってSNSに投稿したい』『私のことだけを見て!』とかワガママや束縛は困る」(38歳男性/家電メーカー)

――不倫する男性にとって何より困るのはその関係をバラされること。

特に2人が同じ職場や会社絡みなら尚更。同僚や仕事仲間に関係を言いふらされたり、相談してしまいそうな口の軽い女性は彼女にするには不向き。

勝手な言い分だが、不倫をする男性は相手の女性には「それなりの暗黙の了解」を求めているといえる。口が固くて余計なことを言わない女性でないと、ね。

2人の秘密を守るのはモチロンのこと、無理難題を言わない相手でないと付き合いは続けられない。

「あなたの誕生日の日にお祝いしたい」

「休日やXmasを一緒に過ごしたい」

「LINEじゃなく今、声が聞きたい」などとせがまれてしまうと苦しいもの。

「家庭があるからできないことがある」とイチイチ説明するのではなく「言わなくともわかるだろう」が通用する彼女でないと困るってこと。

不倫相手は「察することができる女性」が望ましいの。

家族を巻き込まない、会社や仕事場に迷惑を掛けないというのは不倫の基本ともいえるだろうねぇ。

俺を待っててくれる女、優しく受け入れてくれる女

・「もう、嫁さんなんて『あなた、おかえりなさ~い』なんて玄関で出迎えてくれやしない。しかも、『何?もう帰ってきたの?』と迷惑そうな顔をすることさえある。稼いで家族を養うのは当然で、嫁にとって俺はただのATM。だから彼女には優しくしてほしいんだよ。いま付き合ってる彼女は『すごく会いたかった~』『ずっと待ってたの』『ホント?今日は朝まで一緒にいられるの?』なんて抱きついてきてくれる。なんか、それぐらいのことで喜んでくれたり、嬉しそうにされると男としての自信が復活します。男に必要なのは自分を認めてくれる彼女なんですよ」(43歳男性/運送関係)

――「男性にとって不倫相手の女なんてルックスとか顔が良ければいいんでしょっ」てわけではないんだよ。既婚男性は案外“女の優しさ”に餓えているの(笑)

夫婦生活が長いと家に帰っても「お疲れ様」「今日もご苦労さま」などという労いの言葉も掛けてもらえないと嘆く男性も少なくないよ。それどころか早めに帰ると妻が露骨に嫌な顔をするなんてことも……。

家族のために一日仕事をしてクタクタな身体で帰ったのに歓迎されないなんて最悪じゃん。

それに奥さんが子育て奮闘中であればなおさら、夫のことなんかより子供ばかりに目が向くもの。夫の帰宅がさほど遅くなくとも夕食は別だったりね。子供の好きな料理で奥さんと子供は夕食を先に済ませてて、「俺は一人でレンチンしてわびしく食事……」なんてこともありえるね。

男は大人になっても意外と構ってちゃん。言葉に出さずとも単純に女性に甘えたい。『いい子、いい子』してもらいたいし『えらいね、すごいね』って褒めて欲しいものなのよ(笑)

父親や家長という立場よりも、「一人の男としての存在価値がある」と思われたいのよねぇ。

だから「笑顔で出迎えてくれる彼女」「待ちわびてくれる彼女」こそ、男にはとっては憩いの場となるの。

邪険になどせず、心から歓迎してくれて、しかも甲斐甲斐しく世話なんてしてくれたらたまらないんじゃない?(笑)

不倫してる男性にとってはそんな彼女との逢瀬が明日の活力につながるのよ。

リアルでもLINEでもイチャイチャしてくれる女性

・「結婚して10年も過ぎると、妻に対してそういうことをするのは気恥ずかしくなってくる。妻を女としてみてる男って少ないんじゃないの?それに子供がいると自分の子供の母親になっちゃうしね。ただまだまだ性的欲求はあるから彼女は欲しい。確かに肉体だけを求めるならお金だせば済むことだけどそれだけでは味気ないし満足できないもんだよ。手を繋いでデートしたりカップルでしかいけないような場所に食事にいったり、LINEのやり取りでイチャイチャしたり……そんなこともしたいんですよ、男は」(42歳男性/商社)

――不倫する男性は決して性的メリットだけを求めているわけではない。

彼女を作らなくったって欲求を解消したいなら方法はある。

でも、それでは足りないのは“男だって自分を好いてくれる女性と性的行為に及びたい”からなんだよ!

金を払って女性と遊びたいのではなく、ウキウキした恋人気分も味わいたいってこと。

男にとっては無理を言ってくるめんどくさい女も困るけど、お金で割り切るドライな関係でも虚しいのよ。

ついてきてくれるなら、お金のことが好きな女でなく俺のことが好きな女のほうが良いに決まってるじゃん(笑)

それに快楽や興奮ってなにもリアルだけども限らない!

性的な行為だけでなくまたLINEやメールでやり取りして「会いたい」「今度いつ会える?」「ホントは今すぐでも抱きしめたい」なんて甘い言葉でやり取りするのも快楽のひとつなんじゃない?(笑)

男は身も心も気持ちよくさせてくれる女を求めている!

不倫する男性が彼女に求めるものは間違いなく“気持ちよさ”だろうね。

これは肉体的なことだけでなく、いうなれば“精神的な快楽”ね。性的なことだけならお金で解決できるんだから……。

「俺の心も体も満たしてくれる」……つまり「俺をいい気持ちにさせてくれる女性」を求めているの。

しかも、バレないように協力してくれて、無茶な要求をしない、束縛しない彼女を求めている。

でも、そんな男にとって虫の良すぎる話はなかなか続かない。

女なんて最初は「あなたが結婚してるのなんてわかってる……私だってそこまでバカじゃないし!」なんて物分りのいいこと言っときながら、

「……やっぱもうこんなの耐えられない、私と結婚してよ!」

「奥さんより私のほうがあなたを幸せにできる!」

「離婚しないならわたしの時間を返して!」とか言い出すものだから……(笑)

(恋愛事情専門家/コラムニスト・神崎桃子)

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