1. トップ
  2. ファッション
  3. やっぱり手作りって重いの?男性が手編みのマフラーを喜ばない理由

やっぱり手作りって重いの?男性が手編みのマフラーを喜ばない理由

  • 2019.12.19
  • 7509 views

大事なのは手間よりもセンス

男性は、スペックやデザインなど、自分が気に入ったこだわりのモノを持ちたい傾向が強い生き物です。女性が男性から手作りのものをもらったら、「彼が私のためにわざわざ作ってくれたの!」と友達にまで自慢したいところですが、男性からしたらプレゼントに大事なのは「センス」です。

いくら愛しい彼女が手間暇と愛情をかけたプレゼントであっても、ダサいものは要らないのです。

まして、日ごろから手編みに慣れ親しんでいるプロ級の彼女ならともかく、大抵は本を見ながら人生に1回か2回しか編まないマフラーを必死に編むのですから、それほど難しい編み方には挑戦できず、デザインの幅が狭まってしまいます。

また、初心者が編んだマフラーは網目が緩かったりきつかったりしてそれほど巻き心地も良くないことが多く、益々彼は「買った方が良くない…?」と思ってしまうのです。

手編みの大変さが分かっていない

今時、家でお母さんが古いセーターを解いて手編みしてくれる家庭に育った人は少ないのではないでしょうか。現在は家庭科の授業も選択だったりするので、そもそも手編みの大変さを知らない可能性が大です。
男性からしたら、「マフラー?100均にもあるじゃん」です。100均にもあるものを何時間もかけて手作りするというのは理解できないのです。

特にビジネスマンにとっては、費用対効果は大事な考え方です。
彼にとっては、「彼女に渡したプレゼントの費用」と「彼女からもらったプレゼント」がバランスしていた方が良いですし、彼女にとっても「プレゼントを用意するのにかけた手間暇含む費用」と「彼が喜ぶ効果」がバランスした方が良いと考えます。ダブルで非合理に思われてしまうのですね。
また、「彼女の手編みのマフラー」というステレオタイプに対する照れもあるでしょう。

そもそも男性はマフラーを巻かない傾向が強い

皆さんの周りで、マフラーを巻いている男性はどのくらいいるでしょうか。バイクや自転車通勤の人は別ですが、そう多くないでしょう。

男性がマフラーを巻くのは、合理的な理由やファッションであることが多いのです。例えば、コートの襟に皮脂汚れがつくのを防ぐため、などです。スーツで通勤することの多い男性なら特に、薄手で、スーツに映える色のマフラーを好みます。

男性はバッグも持たずに出かけられる生き物です。そもそも荷物になるようなものを持ちたくないのです。携帯と家の鍵を財布があれば十分、マフラーをしたら室内に入ったなど暑いときにそれを持って歩かなければなりません。これも男性がマフラーをしない理由の一つです。

首回りがもたつくのを嫌がる男性も多いです。
マフラーを手編みするのは、肩も凝るし腰や目も痛くなるし地味に重労働です。
日ごろの彼のファッションがマフラーに合いそうかどうか、欲しがっているかをリサーチしてからチャレンジした方がよさそうです。

元記事で読む
の記事をもっとみる