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シャーリーズ・セロン、15歳で経験した「実母が実父を銃殺した事件」について語る

  • 2019.12.19
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シャーリーズ・セロンが、母親がアルコール依存症の父親を射殺した過去について、現在の思いを明かした。(フロントロウ編集部)

アルコール依存症だったシャーリーズの父親

映画『モンスター』や『スキャンダル』などでの演技で高い評価を受け、演技派俳優として知られるシャーリーズ・セロンは、南アフリカ共和国で生まれ育った。

これまで多くのカッコイイ女性を表現し、プライベートでも自立した人物であるシャーリーズは、10代で自身の身に起こった衝撃的な事件を公表している。

画像: アルコール依存症だったシャーリーズの父親

シャーリーズの父親はアルコール依存症だったという。ある夜、ひどく酔って帰宅した父親の手には銃が。危険を感じたシャーリーズと母親は寝室のドアを閉め、ドアを開けようとする父親とドア越しに押し合いになったそう。これに逆上した父親は、ドアの向こうから3回発砲。

「その弾は私たちには当たりませんでした。それは奇跡としか言いようがありません」

そして、シャーリーズの母親は自分と娘を守るために父親に発砲。シャーリーズの父親は、その時に命を落とした。母親の行動は正当防衛と認められ、罪に問われることはなかった。

画像: シャーリーズと彼女の母。
シャーリーズと彼女の母。

事件から約30年、シャーリーズが思いを語る

幼少期に過ごしたアルコール依存症の父親との日々を、シャーリーズは米NPRにこう明かす。

「中毒者との、毎日がどうなるか分からない生活は、生きている間ずっと自分の中に深く刻まれます。それは、一夜で起きた1つのイベントというわけではありません」
画像: 事件から約30年、シャーリーズが思いを語る

誰の身に起きても、その壮絶さから深く影響するであろうシャーリーズの経験だけれど、事件について口を閉ざすことはせず、むしろ多くの人と話すことにしているという。

「もちろん、あの夜にあったことが起こらなければ良かったと思います。残念ながらそれは、問題の根本を考えていない時に起こってしまうことでした」と分析する現在44歳となったシャーリーズは、事件について話すことで「私たちは1人ではない」と気がつけると思っているという。(フロントロウ編集部)

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