1. トップ
  2. おでかけ
  3. 無印良品が「インドの手仕事、文字になる」展を開催。

無印良品が「インドの手仕事、文字になる」展を開催。

  • 2019.12.18
  • 1990 views
(C)The Typecraft Initiative
(C)The Typecraft Initiative

「ATELIER MUJI GINZA Gallery2」は「無印良品」銀座店内にオープンした、複合的なデザイン文化の基地だ。ここではデザインをテーマに、無印良品が考える未来を見据えたメッセージを発信する。12月20日からは、『インドの手仕事、文字になる』展がスタート。地域固有の文化とイノベーションが融合し、社会に新しい価値を生み出すデザインについて、インドにおける「書体」をめぐる挑戦を紹介する。

インドのデザイナーが2011年に立ち上げたプロジェクト「タイプクラフト構想」は、デザイナーとインド各地の工芸や民俗芸術の職人である女性たちが、ワークショップ形式でインド・ラテン語のデジタル書体を共同制作している。

地域の生活に根ざした入れ墨、刺繍、陶芸、絵画など、幅広い分野の職人たちと時間をかけて、その特性や個性に合わせたワークショップを実施。その過程を経て創られた書体を「フォント」として製品化することで、デザインの可能性や職人である女性たちの新たな職域を広げる取り組みだ。この活動は近代化の波に消えゆくインドの手仕事を未来につなげることにも通じる。

インドの暮らしの中で育まれた文字が、女性たち職人の手仕事から生まれてゆく。さまざまな魅力と背景を持つインド各地の文化が文字になるという、壮大なプロジェクトの一環を垣間も見ることができる。

(C)The Typecraft Initiative
(C)The Typecraft Initiative

「インドの手仕事、文字になる」展

開催期間/2019年12月20日(金)~2020年3月8日(日)、入場無料

開催場所/「ATELIER MUJI GINZA Gallery2」東京都中央区銀座 3-3-5 無印良品 銀座6F

開催時間/10:00~21:00

・店舗休館の場合はそれに準ずる

https://www.muji.com/jp/ateliermuji/exhibition/g2_191220/

Text: Aya Hasegawa

元記事で読む
の記事をもっとみる