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【男子の本音】僕が結婚を決めた理由

  • 2019.12.17

結婚を、恋愛の方面からではなく「人とうまくやれる能力」から語ると、とてもシンプルな話になります。

たとえば、友だちが多い人とは、おおむね誰とでもうまくやっていく能力を持っている人のことでしょう。

そういう人は、たとえば目の前に10人の女性がいたら、そのうちの3人のどの人とであっても、それなりに喜んで結婚するし、結婚生活もそれなりに楽しめるはず……こう言っている人がいます。

この説には、結婚の決め手に対する深い洞察があると思いますよ。

しかし、この説に1万パーセント納得しない女子の方が多いと思うので、以下に別のことを語ろうと思います。

男はなにを結婚の決め手としたのか?

さっそく見ていきましょう!

【男子の本音】僕が結婚を決めた理由

生涯をともにしたいと思ったから

「精神的にしっくりくる相手と生涯をともにしたいから結婚した」という、わりとオーソドックスな理由です。

結婚するのが「なんとなく」自然に感じる。

こういう気持ちがベースにあるから、彼はよき理解者と結婚したいと思ったのです。

結婚の決め手って、あえて1つの理由にまとめてしまうこともできなくはないけれど、その1つの理由には、いろんな「言語化するのがむずかしい理由」が含まれているのですよ。

結婚するのが、なんとなく当たり前に感じていたとか、なんとなく母親の手前、結婚したほうがいいと思ったなど……。

で、この「なんとなく」を突き詰めていっても、結局「なんとなく」とか「僕がそう思ったから」とか「他の発想が浮かばなかったから」としか言えないことになるのです。

別の視点だと、よき理解者とお互い独身のまま、支え合うという選択肢もあるだろう――今の時代、こう言う人もいますね。

この人となら経済的な不安がないと感じたから

ひとり暮らしってなにかと不経済だし、家賃は貯金ではなく「ただの出費」だから、結婚することによって経済的に楽になる人もいますよね。

妻も結婚後、仕事を続けると言っているし、この人といると精神的に落ち着くから、結婚しようかな……こう判断する男もいます。

ヒモか?と思った女性のみなさん!

たとえば、高い安定収入をもつ医者と結婚する女性のことをどう思いますか?

まさか高度なヒモとは、思わないですよね?

誰しも先の生活に関する不安や希望があるから、経済的なメリットを計算しつつ、結婚相手を選びます。

男女とも、こういうことでいいのではないでしょうか?

もちろん、それだけが理由で結婚する人は、それほど多いとは思いませんが……。

そろそろ落ち着きたくなったから

そろそろ落ち着きたくなったから

モテる男はたえず、誰かと付き合って別れて、というの繰り返します。

はたから見ると羨ましく感じるかもしれないけれど、彼の気持ちは殺伐としていることでしょう。

なぜなら、別れたら相手の心を傷つけることになるし、それについて彼は罪悪感をもつからです。

だから、次に付き合った人と結婚しようと思って、実際にそうした男もいますよ。

こういう男は、冒頭に書いた「おおむね誰とでもうまくやれる能力」に恵まれているのかもしれませんね。

あるいは「人生、出たとこ勝負でいい」と思って、人生を楽しんでいるのかもしれません。

おわりに~偶然かつ奇跡的にも、僕は君を選んだのです~

女性にとっては、意外な理由もあったかもしれません。

がしかし、男にとっては、じつはメジャーな気持ちを3つご紹介しました。

この3つのどれか1つの理由で、結婚を決めた男もいれば、3つの理由すべてが気持ちの中で入り混じって結婚した人もいるでしょう。

ちなみに、個人的に好きな「僕が結婚を決めた理由」は「なんとなく」です。

この人と一緒にいるとなんとなく楽しいし、この人の喋り方がなんとなく好きだし、この人と一緒だとなんとなく生きること自体が楽に思えてくる……。

みたいな理由で結婚するのが、一番高級なのではないかと思います。

今の世の中はとくに、理由がないことを低級と見なすでしょう?

たとえば、会社の商品開発で「次の新商品はなんとなくピンク色でいこうと思います」と言うと「アホか」と言わますよね?

でも、「うまく言葉にできないけど、これがいいんだ」と思うこと、ありませんか。

そういう直観ともいえるもので、人生の伴侶を選ぶのも、別に悪くないですよね。

究極的には、なぜか知らねど偶然かつ奇跡的にも、この人と結婚した……これでいいと思いませんか?

それこそが、あなたが彼に言ってもらいたいと望んでいる「超ロマンティックな結婚を決めた理由」ではないでしょうか?

※冒頭部分は以下の本を参考に執筆しました。
『そのうちなんとかなるだろう』内田樹著(マガジンハウス)2019年

(ひとみしょう/作家)

(愛カツ編集部)

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