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沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ

  • 2019.12.16
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人気の観光エリア・沼津港にある「芹沢パッケージ」は、弁当箱や包装用品を扱う専門店。そのかたわらに、作家とコラボした雑貨、おしゃれなうつわがディスプレイされる姿が目を引きます。ここでしか出合えない「かわいいもの」を探してみましょう。

沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
知る人ぞ知る、人気漁港の名スポットへ

沼津港に魚問屋や干物店が軒を連ねて100年余り。年間150万人以上が訪れるエリアとして知られ、カフェ、ランチスポットが集う「港八十三番地」も人気です。そこから東へ少し進んだ場所に、「芹沢パッケージ」が建っています。

沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
干物店や水産加工会社が集まる観光地、その一角にお店がある

“入れもの”専門ショップとして、80年以上漁港を支えてきた老舗。この地に残る最後のパッケージ専門店には、今、新しい魅力を持った商品が増えつつあります。
地元雑貨店とコラボしてオリジナルTシャツやトートバッグを作ったり、魚モチーフのブローチを企画したり。港の魅力をふんだんに取り入れた、新しいライフスタイルグッズをプロデュースしています。

イラストレーターが手づくりする魚ブローチ
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
本物の干物ディスプレイ用の網に陳列。この姿さえかわいい

静岡で活躍するイラストレーターkaco.さんに依頼した魚介モチーフのブローチは、ショップオリジナル。金目鯛やアジの干物、海鮮丼にカサゴなど、漁港ならではのアイテムがユニークです。

イラストを布にアイロンプリントし、フェルト加工を施したふわふわのブローチ。裏面や側面は補強されていて、頑丈なつくりになっています。
鮮魚店に並ぶ魚そのままのようなユニークなパッケージもあり、お土産にしても喜ばれそうです。

人気雑貨店とコラボした港グッズが登場
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
紺色のマチ付き港トートは1650円

インパクトたっぷり、お魚の顔を持つキャラクターは、地元で人気の雑貨店「OTHERS」の店主にオーダーした特製イラスト。それをていねいに手刷りして、トートバッグに仕上げています。
カラー・サイズ共に今後も新バージョンを製作する予定だそう。お店を訪れる際は、ぜひ探してみてくださいね。

岐阜・蔵珍窯の「めで鯛」シリーズ
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
お茶碗や湯呑みは各2530円

1階のディスプレイコーナーには、ショップのバイヤーが集めた陶器のうつわもあります。
その一角に飾られているのが、岐阜県多治見市にある美濃焼の窯元・蔵珍窯(ぞうほうがま)の「めで鯛」シリーズ。発色の美しい赤絵の具をふんだんに使って、職人が一つひとつ手で絵付けをした作品です。茶碗や湯呑み、小皿のほか、マグカップなども扱う予定だそう。

日本各地の窯元から集めた美しいうつわたち
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
発色の美しい九谷焼。醤油刺し2750円、コースター990円、小皿1650円

2階には、全国の陶磁器メーカーや作家の作品がずらり。
基本は飲食店へ卸す商品ですが、一般の人でも購入することができます。セット売りができない半端な品、サンプル品は卸値で買える場合もあるので、ぜひスタッフの方に聞いてみましょう。
九谷焼をはじめとした伝統的な焼き物の中でも、近代アート作品のようなうつわが多く、見て回るだけでも心がときめきます。

雑貨メーカーから仕入れたうつわは、ポップな色使いが印象的。お値段も手頃なので、色違いで集めても。ディスプレイ品以外のストックも豊富なため、お願いすればさらにアイテムを見せてもらえます。きっと、掘り出し物が見つかるはずです。

曲げわっぱやオリジナルラッピング用品もたくさん
沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
わっぱの弁当箱は大176円、小154円。kaco.さんとコラボしたギフトボックス440円、ブローチ880円など

パッケージ専門店だけあり、使い捨てのお弁当箱やトレー類も種類が豊富。日常使いできそうなシンプルなもの、ギフトボックスにできるものなど、探せば探すほど「欲しい」が見つかります。
魚ブローチをコラボしたイラストレーターによる、オリジナルの包装紙やギフトボックスのほか、ショップのキャラクターブローチにも目が止まります。

ショッピングのあとは沼津港を散策してみて
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「沼津港深海水族館 シーラカンス・ミュージアム」には海の生き物がいっぱい

「芹沢パッケージ」から徒歩数分の場所にある「港八十三番地」。この中心に「沼津港新海水族館 シーラカンス・ミュージアム」があります。
3億5000万年前から海を泳ぐ、シーラカンスの冷凍個体が展示されていたり、駿河湾の深海で生きる魚たちが泳いでいたり。見るものすべてにワクワクがいっぱいです。

沼津港の“かわいい”を探しに、うつわやオリジナル雑貨が並ぶ「芹沢パッケージ」へ
漁港に隣接する市場でお土産探し

沼津と言えば干物も有名。アジだけではなく、金目鯛、ホッケなどさまざまな魚の干物があちこちに。駿河湾で獲れた桜エビも気になります。
同じ魚でも、店ごとに干し方が違うため、味わいも少しずつ変わるのだとか。好みの味を探してみてくださいね。

港町らしい「かわいい」と「おいしい」に出合える沼津さんぽを楽しんでみませんか?

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