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買いすぎた? おもちゃで遊んでくれない娘のことが理解できた瞬間【猫の手貸して~育児絵日記~ Vol.9】

  • 2019.12.15
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ウーマンエキサイトをご覧の皆さま、こんにちは!ぴなぱと申します。5歳と1歳の姉妹を育てております。
今回は我が家の長女・こまちゃんのお話。

子どもなら誰しもそうではあると思いますが、こまちゃんはおもちゃが大好き! 親戚が多いこともあり、我が家にはお誕生日やクリスマスにこまちゃんがリクエストしてもらったおもちゃがたくさんあります。

子ども部屋があふれんばかりのおもちゃおもちゃおもちゃ。お友達が遊びに来ると、そのお母さんにちょっと引かれてるんじゃないかと心配になるくらいの量。

集めるのに協力した私にも責任があるのでいいのですが、このおもちゃたちに対するこまちゃんの姿勢について、私は少し不満がありました。

なぜかと言うと…思ったより遊ばないから…

毎日何かしらのおもちゃで遊んではいるものの、遊び倒すというほどではなく結局外に遊びに行きたがったりお絵描きをしたり、すごーく欲しがっていたはずのおもちゃでもたまにしか出さなかったり。
たくさん遊んでるなと思うのはお友達やいとこが遊びに来たときくらい。


お祝いの時にしかもらっていないし、なんでもない日に欲しいとダダをこねるわけでもないので集めるのはいい。でも、せっかくもらったんだから思いっきり遊んでほしい! せめてもらったばかりのおもちゃくらいは、毎日遊ぶくらいの熱意を見せてほしい! だってあなたが欲しいと言ったんだから! という気持ちでモヤモヤしていました。

やっぱり与えすぎたのかな? 次から次に新しいおもちゃをもらえるから、飽きやすかったり、大事にしない子にしてしまったのかな? 私が一緒に遊んであげる時間が少ないのかな? と心配もしていました。


でも先日、そうじゃないかもしれないと思う出来事が。



私は趣味でミニチュアを作っていて、こまちゃんにも少しあげたことがあったんです。その日もミニチュアの整理をしていて、こまちゃんがそれを見て欲しがりました。

以前あげたミニチュアもその後ほとんど遊んでいなかったので、またあげても遊ばないんだろうなと思いつつ、前にあげたのと別のならいいよと選ばせました。

その時の選ぶ様子、ひとつ増えたミニチュアたちを嬉しそうにながめる顔を見て、「この子はコレクターなんだ」と思いました。

思えばどんなに小さい時にもらったおもちゃでも、こまちゃんは自分の持っているおもちゃをすべて覚えているし、小さな部品ひとつ無くしたことも、汚したり壊したりしたこともありません。

遊ばないでしまってあるばかりだからだと思っていたけど、そうじゃなく、コレクションとして大切にしている証拠だったのかもしれません。




大人がフィギュアや宝石を集めるように、子どもにもコレクションすること自体が好きな子がいるのかもしれないなと思いました。遊ばないことを不満に思っていたけど、あきたわけでも興味がないわけでもなく、この子は毎日自分のおもちゃコレクションを見るだけで満足していたのかもしれません。


そう思うと、「遊ばないのにまたこんなの欲しがって…」と思っていたプレゼント選びも、「コレクションに協力してあげよう」というポジティブな気持ちでいられるようになりました。

ただ、なにしろすでにたくさんあるので、集めるのはほどほどにしてほしいですが…。全てのおもちゃを把握してるのでこっそり減らすこともできないし、壊すことも飽きることもないので、増えていく一方なんですよね。

とはいえこまちゃんももう5歳。
これから段々とおもちゃじゃなく他ものもへと興味がうつっていくかもしれませんが、コレクションしたおもちゃたちは妹のまめちゃんがそのまま使えるし、綺麗に使っていたからこそ誰かにあげたり、どこかに寄付することも可能かもしれません。

遊び倒してこそおもちゃみょうりに尽きる! なんて思っていましたが、こういうおもちゃの遊び方もありかもしれないなと、娘のおかげで少し視野が広くなった出来事でした。

(ぴなぱ)

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