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文房具が大好きな娘のたからものは「えんぴつ卒業式」【子育ては毎日がたからもの☆ 第75話】

  • 2019.12.14



娘は幼稚園のころから「文房具」が大好きです。
ショッピングモールに行くと、文房具屋さんにまっしぐら。

本当はおもちゃ屋さんも大好きなんだけど、お誕生日とか特別な何かがないと買ってもらえないのがわかっているのか、気軽に買ってもらえる文房具屋さんにまず行きます。

宝石のようなキラキラが先でゆらゆらしている鉛筆も100円ちょっとで買えるし、文房具屋さんには "子ども心” をがっちり掴んでで離さない「可愛いもの」がぎっしり詰まっている! 基本的に普段使うものなので、親としても「じゃあ買っておくか」と気軽に買いやすい。
そういえば私も子どものころは、文房具屋さんが大好きだったなぁ。

そんなわけで、我が家には鉛筆が大量にあるのです。

幼稚園時代は、鉛筆をたいして使わないので、300本以上たまりっぱなしでした。
でも小学校に行き始めると、鉛筆の消費がものすごい

これまでは家でのお絵かきもペンやクーピーを好んで使っていた娘でしたが、常日頃から鉛筆を使うようになり、鉛筆の書きやすさに目覚めたのでしょうか。毎日たくさん書いて、たまった鉛筆がどんどん消費されていきました。

すると、短くなって書きにくくなった鉛筆が大量に出てきます。



これまで特に集めずに、無造作に文房具箱の端っこに入れていた小さな鉛筆たちでしたが、こうやって一つにまとめると、見た目も可愛いし、子どもの食いつきも半端ない!


瓶を振って、たまった小さな鉛筆たちを眺めては嬉しそうにしています。
「たくさん鉛筆で書いて、この瓶を小さな鉛筆でいっぱいにする」のが夢なのだそうです。



思いのほか(失礼)ナイスネーミングが飛び出したので、我が家の小さな鉛筆入れ場は、「えんぴつ卒業式」という名前になりました。

鉛筆として生まれてきて、鉛筆としての仕事を全うして卒業していくって、なんだかドラマティックじゃないですか? 小さな鉛筆たちのドラマがふと頭をよぎって、あたたかい気持ちになりました。

「えんぴつ卒業式」を迎えた小さな鉛筆たちは、今も我が家のリビングのカウンターから子どもたちの成長を見守っています。

いつかコンパス鉛筆として生まれ変わる日を夢見て。

(ぺぷり)

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