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【冬太り解消】心もカラダも満たされる玄米ライフのすすめ

  • 2019.12.12

年末からイベント続きで、食生活が乱れてしまった方も多いのでは?

寒いと脂肪分たっぷりのコッテりしたお料理が食べたくなりますし、より美味しく感じますよね。

でも高脂肪の食事は、依存性が高いので食べ過ぎは注意が必要です。

高脂肪食への依存は、薬物中毒の類似性や共通点があり注目されています。

肥満者は、麻薬依存患者と同様、脳内報酬系(線条体など)において喜びや満足の情報を受け取るドパミン受容体の低下が認められたそうです。

食べ過ぎを防ぐ!玄米の潜在力

γ―オリザノールなどの玄米の有効成分は、脳内報酬系の正常化し、「足るを知る脳」に変える潜在力が秘められているそうです。

玄米は、ダイエットにも効果があるので、太り過ぎや高脂肪食がやめられない方は、玄米を取り入れると良いでしょう。

玄米は、発芽に必要な栄養素を全て含み、水に浸ければ芽が出るほど、生命力に満ちています。

パンを食べると、つい食べ過ぎてしまう方も多いのではないでしょうか?

ご飯には、必須アミノ酸がすべて含まれますが、小麦粉は、必須アミノ酸のリジンが含まれていません。

パンを食べてもお腹が空くのは、リジンが不足しているから。リジンは豆に含まれるので、小麦に豆を合わせると良いですよ。

また玄米に含まれるリジンは少ないので、味噌や納豆など豆で補うと栄養バランスが良くなりますし、より満足感が得られます。

美容にも嬉しい玄米効果

玄米は、良く噛んで食べると、唾液に含まれる酵素の働きにより、口の中で甘い糖に変わります。脳の甘味中枢が満たされるので、高脂肪だけでなく甘いものが好きな方でも満足感が得られます。

甘いものがやめられない方や胃腸の調子が悪い時などは、滋養味溢れる優しい甘味の玄米甘酒もお勧めです。

ごはんは太ると思われますが、玄米の胚芽にはビタミンB群が豊富含まれており、疲れにくく、エネルギー代謝力が高く、疲労回復効果やダイエット効果があります。食物繊維の働きにより、腸がキレイになり肌がきめ細やかになったりと健康と美容にはもってこいの食材。

運動やウォーキングを合わせて行うとより効果的です。

ダイエットには玄米おにぎりが最適!

余った玄米ご飯は、おにぎりにしておくと良いですよ。

ご飯は冷えるとレジスタントスターチというでんぷんに変化します。このレジスタントスターチは、体内に吸収されにくい性質をもっているので、太りにくくダイエット中のおやつに最適です。

玄米食でデトックス

玄米食は、身体に溜まった不必要なものを排出し、心身をリセットしてくれます。

玄米ごはんを中心にして行う半断食や7号食などは、心身のデトックスになります。

玄米ごはんの素晴らしさを実感し「玄米があれば十分。」としみじみなと感じさせられます。

そんな風に感じられるようになると、物事も必要以上に欲しがらなくなり、時間や労力をかけなくなるので、心の余裕が生まれ、穏やかでいられます。

情報や物が溢れている刺激的な時代ですが、物事の本質を見極め、足るを知る事が大切ですね。

管理栄養士 宮本そのみ

参照:医師たちが認めた「玄米」のエビデンス 渡邊 昌(監修)

「健康長寿に貢献する玄米の有効成分 ~分子栄養学の最新知見」(益崎 裕章)

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