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長くてフサフサのまつ毛に育てる方法とは?

  • 2019.12.11
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自前で、ぱっちりした目元を!

自然と丈夫なまつ毛に育てるケアの仕方

まつ毛の成長には、セルフケアが大きな役割を担っている。

グラーフ医学博士いわく、冷たい紅茶やラベンダー、もしくはカモミールのティーバッグ(熱湯に注ぎ、水切りをして冷蔵庫に冷やしたもの)をまぶたの上に10分ほど置くと、乾燥や腫れを取り除くことができるそう。

保湿を高めたいときは、寝る前にオリーブオイルを含ませたコットンでまぶたをやさしくマッサージし、翌朝洗い流すといいそう。しばらくの間まつ毛にくっつけていた接着剤の影響や、つけまつ毛をする際にグイグイと引っ張ったりこすったりして傷つけたまつ毛を再び成長させるには、当然ながら入念なケアが必要になる。

次にグラーフ医学博士が提案するのは、健康なまつ毛に生え変わる自然療法で、アーモンドオイルやキャスターオイル(ひまし油)、ココナッツオイル、エミューオイルを使ったケア。コットンボールでまつ毛の生え際にオイルを塗布し、一晩放置する。日中は2回ほど清潔なスプーリーブラシでまつ毛をとかし、汚れを取り除いて。「このお手入れ法は、毛穴がふさがるのを予防したり、まつ毛の毛包に栄養がしっかり行き届くよう、血流をよくする効果があります」と、グラーフ医学博士。まつ毛ブラシを使って、アロエベラのゲルをまつ毛に一晩塗り、翌朝洗い流すという方法もおすすめ。ダメージを受けたまつ毛にとって、保湿効果と栄養価の高い優秀な鎮静薬の代わりになるという。

朝晩のオイルケアをするときは、指でやさしくまぶたをマッサージすること。「まつ毛をブラシでとかすと血流が増加しますし、まぶたをマッサージすれば、まつ毛の毛包に十分な栄養を与えられるようになります」と、グラーフ医学博士。

栄養がいっぱいの食材を摂ることも忘れずに

フサフサのまつ毛を維持するために、サプリメントを活用して多種多様なビタミンやミネラルを摂取し、まつ毛の成長を助長するようにグラーフ医学博士は勧めている。特に、ビオチン、ビタミンB、ビタミンC、E、亜鉛、セレン、鉄分、マグネシウム、オメガ3脂肪酸の摂取を考慮してみて。タンパク質が豊富な食品も多く取り入れること。反対に、砂糖やアルコール、カフェインの摂取は控えて。「このような食品は、まつ毛の毛包に送り届ける栄養素を制限したり、妨げたりします。早期老化を引き起こす要因でもありますからね」

マスカラにラベンダーオイル、もしくはローズマリーオイル、ティーツリーオイルを数滴加えれば、まつ毛の健康状態を保護する働きを高めることができる。「まつ毛にすむ細菌退治にも有効です。オイルを2滴、購入したばかりのマスカラに加えます。全体が均等に混ざり合うように、マスカラを上下によく振ってから使用してください」

まつ毛の強化や生え変わりは、時間と入念なケアが必要に。「まつ毛はとても繊細なので、生え変わるまでに時間を要します」と、グラーフ医学博士。「かゆみを伴うときや、メイク落としの際に目を激しくこするなど、まつ毛にとって悪影響な習慣はやめましょう。健康で丈夫なまつ毛を維持するためには、やはりまつ毛をケアをすることが最も重要です」

※この記事当初、『Rodale’s Organic Life』に掲載されました。※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。 Text: Rachel Raczka For Rodalesorganiclife.Com Translation : Yukie Kawabata

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