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娘をほかの子と比べる子育てはやめた! 大事にしたいのは子どもの気持ち【泣いて! 笑って! グラハムコソダテ Vol.41】

  • 2019.12.7

グラハム子さんの人気コミックエッセイ。今回は、公園でお友だちと一緒に「丸太渡り」をしたときのエピソードです。ひとりで先に進めるお友だちとは違って、娘は私と手をはなすのを怖がっていました…。

うちには年少の娘がいます。先日、公園でのこと。

■遊具で遊ぶ母と娘の何気ない姿



別に何気ない、よくある親子の光景ですよね。

でも、以前の私だったら、他の子と比べて「できる」「できない」ばかりを気にしていて、「ちーちゃんもやってみなさい」と、無理やり手をはなしてやらせていた気がします。

そして結局、娘はできなくて、「丸太渡りをやりたい!」という本来の気持ちすらもつぶしてしまうパターン。それを見て「何でやらないの! できるようにならないよ!」と怒ってしまう悪循環…。



■家族の笑顔が増えた理由は、たぶん



でももう今は、他の子と比べないようにしています。比べるとしたら、以前の娘と比べる。

ほかの子からすればレベルの低いことかもしれないけど、娘にとっては「よくがんばった!」

娘のレベルに合わせて挑戦し、できたことを一緒によろこぶ。そうすれば、子どもの挑戦する気持ちはどんどん膨らむんじゃないかな。

それに、私自身もいつも笑顔でいられて、とても気持ちが良いです。

人と比べて必要以上に落ち込んだり、優越感に浸ったりする人は、ひょっとしたら、笑顔でいる時間が短いかもしれません。実は、以前の私がそうでした。

「他人と比べないこと」

多くの育児書にもかいてあるし、頭ではわかっています。ただ、ずっと競争社会を生きてきた大人にとっては、それがなかなか難しいときもある…。

でも、育児3年目くらいから、少しずつできるようになってきました。そうしたら、私だけじゃなく家族の笑顔も増えました。できる、できないなんて気にしない。子どもの「やりたい」という気持ちに寄り添って、大切に育ててあげたいなぁと思っています。

(グラハム子)

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