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男性が「愛が重い…」と感じるのはどんなとき?

  • 2019.12.6
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彼の方から「別れたい」と言い出すというのは、その前に、じつは彼が「彼女の愛が重たいな」と思っていた、ということです。

つまり、愛が重たいと感じた→その重さに耐えられないと思った→別れたいと言った、という流れなのです。

では、「愛が重たい」と感じるときとは、具体的にどういうときなのでしょうか?

男性が「愛が重い…」と感じるのはどんなとき?

LINEの返信が遅いと文句を言う

男子って、基本が「返信しない」か「未読スルー」なのだと思います。面倒くさがりが多いから。

ちゃんと既読をつけて、なんらかの返信をする男子もいますが、そうしない男子だって大勢いるのです。

たとえば、あなたの会社に50歳くらいの男の上司で、あなたが送った仕事のメールになんの反応も示さない人っていませんか?

「了解」とか「メール読みました。詳細は明日の会議で」などと返信すればいいものを、なんの返信もしない男の上司っていませんか?

ようするに気の利かない上司だということですが、その気の利かない上司があと20歳くらい若ければ、彼は彼女からのLINEに返信しない「今の男子」になります。

つまり、彼がLINEの返信をしないこと(や、未読スルーすること)に文句を言うというのは、彼が自分でも気づいていない「気の利かなさ」に対して腹を立てるということです。

自分で気づいていない自分の悪い癖を指摘されて、いい気分になる人はいませんよね。

それに、自分で気づいていない「気の利かなさ」を、LINEと絡めて彼女に指摘されたら、彼らはたいてい、こう言うでしょう。

「恋愛のためにLINEの返信をマメにしろってか?そんなめんどくさいことできるか!」

「なぜ彼女はLINEにこだわるのかな?俺のことが好きすぎてウザいことになっているのか……?」と。

こんなふうに思ってしまうんですね、なぜか。

だから、LINEの返信が遅いと文句を言う彼女に、彼は「愛が重たい」と思うのです(誤解してしまうのです)。

お泊りデートできなかったら文句を言う

お泊りデートできなかったら文句を言う彼女に対しても、彼は愛が重たいと思います。

男って、たとえば仕事が忙しいときは、“夜の営み”など後にしてくれ!と思うことがあるんですね。「そんなことより、まず仕事だ!」と思うのです。

そのように思っている彼に「ね~、今週もお泊りなしなの~!もうイヤだ!」などと言ってしまうと……彼は「愛が重たい」と感じるのです。

「エッチよりまずは仕事だろ?そんなこと、当たり前じゃないか!」と彼は思ってしまうのです。

「会えないと淋しい」と頻繁に言う

愛し合っているふたりが、仕事などでなかなか会えないと、お互いに淋しさを感じて当然ですよね。

でも、「会えなくて淋しい」と頻繁に言うと、彼は「愛が重たい」と思います。彼だってあなたに会えなくて淋しいから……。

それに、頻繁に「淋しい」と言う彼女に、彼は「本当は俺に会えなくて淋しいというより、彼女は自分がどう生きていくといいのかわかっていないから淋しいのではないか」と思うんですね。

どう生きていくといいのかわからないから淋しいというのを、別の言葉で言うと、自分で自分のことを好きになれていないから淋しいと感じているのではないか?ということです。

女子にとって、「どう生きるべきか」という問題と恋愛は、もしかしたらセットでしか語れないものかもしれません。
でも、男にとっては、生き方と恋愛は別の問題なのです。

だから、あまりに淋しい淋しいと彼に言うと、彼は「愛が重たい」と思ってしまうのです。

おわりに

彼が言う「愛が重たい」というのは、ふわっとしたあいまいな言い方ですが、ようするに「彼女とこの先、うまくやっていけないかもしれない」と彼が思っているということです。

彼とこの先もずっとうまくやっていきたいのであれば、まずはあなた自身が“嫌いな自分”を見なくてすむように工夫してみてはどうでしょうか?

彼に淋しい淋しいと言いまくる自分って、きっと、誰にとっても“嫌いな自分”ですよね?

そういう自分を見なくてすむように、たとえば、彼と会えないときに遊んでくれる男友だちを多めにつくっておくとか、やりたいことに集中する時間をつくるとか、そういう工夫をしてみてはいかがでしょうか。

たとえば、LINEの返信が遅い彼や、未読スルーする彼の性格を変えることはできないかもしれません。

あなたが充実した時間をたくさん持つことで恋愛がうまくいくようになる、というのは、あなたの工夫次第でいくらでもできることだから。

(ひとみしょう/作家・コラムニスト)

(愛カツ編集部)

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