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2歳の娘の世界が広がる教育。“楽しさ”を大切にしたいけど、罠もあった!【劔樹人の「育児は、遠い日の花火ではない」 第18話】

  • 2019.12.4
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皆さま、ごきげんいかがですか。
男の墓場プロダクションの劔樹人と申します。

普段はマンガを描いたり、バンドをやったり、ハロー!プロジェクトの応援をしたりしながら、家のことや育児を主に担当する主夫として生活しています。

今回は、わが娘の教育にまつわるエピソードです。


■2歳でひらがなをマスター!? 友人の子どもに衝撃!



今年の夏のある日、大学の友人の家に娘と遊びに行って驚いたことがある。

その家には、うちの子より月齢が2ヶ月下の同じ2歳の子がいるのだが、字が好きらしく、もうすっかりひらがなをマスターしていたのである。



普段、発達の速さをよその子と比べるような子育てをまったくしてこなかった私だが、文字がわかることは単純に世界が広がることでもある。

これはいいなと思ってしまった。

しかし、その子の父親は、私の当時の友人界隈(かいわい)の中でもとびっきりの賢さで、今は東京大学で准教授か何かをやっている人物だ。

そんな友人の子どもなのだから、普通に天才幼児なのかもしれない…。


■私が始めた教育とは…

いろいろ調べたところ、ひらがなを覚えるのは4~5歳が多いようだ。

それ以前は、子どもは文字をそういう形としてしか認識しないため、興味を持たないと難しいというのが、いま教育者のなかで言われている考え方らしい。

なので、無理はせず、とりあえずお風呂に50音表を貼ってみた。



自分の名前や、お友達の名前、娘の好きなものの名前などから文字を教えていくと…



少しずつだが覚えてゆくではないか。
もちろん形で認識しているので、字によって好みがある。
しかし、文字に興味があることはわかった。



■ひらがなで世界が広がったわが子。しかし…



楽しそうに字を見る姿から、世界が広がる楽しさが伝わる
これはいくつになっても同じことだ。

ちなみに、早い段階で文字を覚えさせても、その後の発達にとくに影響しないという話も本で読んだ。
うちの子はたまたま文字が楽しくて覚えただけだが、その「楽しさ」は大切にしたい。

これからも、この子には学ぶ楽しさを感じられる教育ができたらいい、と思ったのだった。



ただ、文字を覚えて世界が広がったことで、いつもの道が罠(わな)だらけになってしまったのも事実なのである。

(劔樹人)

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